2023-01-01から1年間の記事一覧

肝試し

長女が一泊二日の合宿から帰ってきた。一番楽しかったことは夜の肝試し。会談とホラー映像を見た後、電気を全て消した合宿所を4人1組で歩く。先生たちが全力で脅かしにくる。泣く子、脱落者も出るみたい。長女は泣くこともなく、脱落することもなく、最後ま…

サムライ

「10月って、31日まである?」(次女) 朝ごはんのとき。「ニシムクサムライ」を教える。ぼくが母から教えてもらったこと。折に触れて思いだす。 サムライのことがピンとこなくて、何度も説明する。横から息子が助け舟出して、ようやく理解した模様。

ストレス

「子どもも、ストレスあったら白髪になるの?」(次女) 車のテレビで、ストレスについて取り上げていた。ストレスがあると急に白髪になったりすると知り、驚いていた。 ストレス軽減のためにいいことも伝えていた。すりおろしリンゴのヨーグルトがいいとか。…

遭遇

メルとマルをつれて、近くの山に散歩にいく。妻と娘たちと。道中、湧水が出ていて自由に汲めるところがある。そこに対向車線をはみ出して、不自然に停車する車。ぼくも自然とスピードを緩めながらぶつからないようにそっと通り過ぎようとしたとき、湧水が溜…

錢天堂

図書館の錢天堂のシリーズは軒並み貸出中だが、たまたま10巻だけあったから借りる。熱が出た日。5分後シリーズもたくさん借りて帰る。どら焼きも買う。 「食べたいっていってたよ」と長女が思い出して、フルーツがゴロゴロ入ったゼリーも。 いいこともあると…

ネバーランド

「すごく面白いから、話してあげる」 『約束のネバーランド』というアニメをみて、そのストーリーの概略を寝る前に長女が話してくれる。鬼から逃げる話。いろんな罠がある。キャラクターがいろいろでて、途中からこんがらがる。いろんな設定がある。複雑なも…

チョコ

「なんで、四角いチョコって、赤い袋に入ってるイメージなの?」(次女) 朝学校にいくとき。ハロウィンのお菓子の袋。チョコが嫌いな彼女はチョコ系のお菓子を取り分けて、ぼくにくれる。なんか色の決まりがあると思ったのか。 車の中でアポロンなどを食べな…

読んであげる

『知っている』シリーズ。長女がハマっている本。図書館では人気すぎるからか、借りられない。なので、自分の図書館カードやお小遣いで買っている。昨日また2冊かって、財布が空になっていた。 だが、幸せそうである。帰りの車中も読みたくて仕方ない。暗い…

きもだめし

長女はこども園のお泊まり会のときにやった肝試しのことをまだ覚えていると寝床で教えてくれた。友だちと一緒に怯えながら「おばけなんていないさ」を歌いながら暗い園舎を歩いたという。やがて忘れるかもしれないから、ここに記録しておく。 次女もやはり肝…

大きな犬

大きな犬に、長女は憧れている。将来ぜったい飼うという。もちろん、小さなマルも可愛く、愛情を注いでいる。その分、大きな犬にも憧れが増しているようだ。動物たくさんのおうちになる模様。

シャンデリア

「将来、シャンデリアつけたい」(次女) パズル教室の帰りの車内で。枝が何本もあり、先っぽに蝋燭がついているような形のもの。お城や洋館が大好き。将来の家へのイメージもだいぶ膨らんでいるようだ。 テーマパークやハリボテホテルのような、キッチュに流…

MOS派

「マックとMOS、どっちが好き?」(長女) 車の中で。もちろんモスである。とはいえ、最近は1個400円以上するので、もう買えないが。長女ももちろんそうだった。 「Mountain,Ocean,Sunの略なんだよ」 東京にはフレッシュネスバーガーというのもあるぞ。こな…

発情期おわる

10月になって、ようやくメルの発情期が落ち着いたのか、こちらに突進してきて、あちこち身体を突いたり噛んだりしてくることがなくなった。痛い上に、歩くのに邪魔で仕方なかった。蝶々結びの靴紐も器用にほどく。でも子どもたちの素足はまだ噛むこともある…

ミートソースと親子丼

ある日、夕食をぼくがつくる日。次女は「ミートソース」といい、長女は「親子丼」といった。その日は次女ののぞみをかなえた。よく譲る長女には「いつも我慢してくれてありがとう」と声をかける。別の日、親子丼をつくってあげた。長女が我慢していることに…

運転

「運転、たのしい?」(次女) 送迎の帰り、家に着いて、車をバックで停めようとしていたら。 「運転できるようになったら、楽しそう」 毎日必要だから運転しているし、嫌いではないけど、一般的なクルマ好きに比べたら、車にも興味がないし、「うん運転楽し…

一人暮らし

「東京に住んだら、いっしょに住んでくれる?」(次女) お風呂で。一人暮らしは、おばけとか怖いから自信がないと。 「パパもママも大学のときから東京で一人暮らししてたよ」 「おばけ、なんで大人になったら怖くなくなるの?」

続・死について

むかし読んだ三木成夫さんの本によれば、「死とは二種類」あるそうだ。一つは、一般的に思い浮かぶ個体の死。もう一つは、子孫もいなくなり、その遺伝子が受け継がれなくなったことの種としての死。 後者は、個体が死んでも、後世の子孫のなかで、その人の生…

八の字

「今日、学校楽しかった」(長女) 「パパとんとんして」と久しぶりに長女から言われ、寝かしつけ。日頃は帰ったらもう寝てるけど、まだしてほしいこともあるのだな。たまには早く帰るようにしたい。 学校の昼休み、体育館のプレイルームに友だちと二人で行っ…

スイミング

次女のスイミングを4年ぶりくらいに観に行く。たまたまプールサイドで観覧できる日。温水の湿気と暑さで汗だくになりながら。 4年前は、たどたどしくヘルパーをつけながら泳いでた気がする。背泳ぎしたら斜めにいくし、前とぶつかる。 見違えるように、たく…

コーヒー

「コーヒー飲んで、寝れなくならないの?」(次女) お風呂で。 毎日ぼくが朝コーヒー飲まないと気がすまないのを見てて。

生死

「なんで、死ぬんだろ」(次女) 食卓で。だれだって、どんな動物だって永遠に生きることは、ない。必ずいつか死ぬという話題になって。そもそも死ぬって、どういうことなのか。人類が考えてきた問い。それは今、自分は果たして生きているのか、という問いでも…

半分過ぎてる

ぼくはもう43歳で、ふつうに考えたら、寿命はもう半分をとっくにすぎてるから、あとは帰り道。いままで会った人に挨拶しながら、最後は母の元へ帰る。新しい出会いは、仕事を通じたら、偶然に素敵なものも、まだあるかもしれないけど、それ以上は増やそうと…

鴨の置き物

鴨の置き物を持って帰ると、長女と次女が喜んだ。長女が紙粘土でつくった夏休みの工作、3代目メルの置き物と似たサイズで、おしどりになった。長女が3代目メルの骨壷を挟んで二羽を並べる。 「よかったね、メル」 骨壷に語りかける。 次女はその日のキーマカ…

眼球と視野

「どうして、人間の眼は右と左、こっちとこっち、こうならないのに、周りみえるのだろ」(次女) 洗面所で鏡みながら。 眼球は左右開くように反対向きには動かせないけど、視野が広いのはなぜか。 横のほうに指を立てて、視野に限界あることを示す。だから首を…

パジャマ

「パパ、パジャマほしくないの?」(次女) 朝、彼女が着替えているとき。 「小さいころ、パジャマ着てた?まぁ、それいつも着てるもんね」 小さい頃、着てたかな。幼児のときか、何度か着た記憶はある。小学校低学年くらいから、着てる記憶ない。かといって何…

靴で見分ける

「たぶん、靴だね」(長女) メルは、人を見分けている。ぼくのことは親だとおもっているのか、近寄ってきて、気がくるったように靴や脚を噛んでくる。 うっとうしか感じることもあるが、彼なりの愛情表現だから仕方ない。ほんとは群れで生きたく、大きな川や…

マルの去勢

マルがついに去勢手術。ラッパのようなカバーを首に巻く1週間。傷口をなめないため。麻酔のせいか、ショックからか、数日は立たず歩かず、書院からも出ようとせず、ずっと寝てた。みんなそれぞれ、寄り添い心配していた。食欲もない。手のひらにフードを乗せ…

参観日

ひさしぶりに、たまたま長女と次女の参観にいけた。小5と小3。ともに算数の授業。次女はぼくを見つけたらうれしそう。先に教室の後ろにいる妻を指差して教えてくれる。ぼくは廊下からみる。何度も目が合い、その度に手を振ってくる。25分くらいして、長女の…

指切り

長女がアンネ・フランクにはまっている。図書館で「『光ほのかに』なる本を検索して借りておいて」と頼まれた。 カウンターで書庫から出てきたのは、茶色いシミだらけの、中のページも色褪せた年季のはいった古い本。カバーもない。1ページ目は斜めにやぶれ…

アラート

「あたし、大きくなったらどうやって起きよう?」(次女) 久しぶりに寝かしつけたとき。次の日は朝4時半に起きて、一緒に山登りにいく。 「パパ、起こしてね。うち、iPhoneじゃ目が覚めないから」 あのアラート音は寝ていたら全く聞こえないらしい。そこで上…