2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

続・死について

むかし読んだ三木成夫さんの本によれば、「死とは二種類」あるそうだ。一つは、一般的に思い浮かぶ個体の死。もう一つは、子孫もいなくなり、その遺伝子が受け継がれなくなったことの種としての死。 後者は、個体が死んでも、後世の子孫のなかで、その人の生…

八の字

「今日、学校楽しかった」(長女) 「パパとんとんして」と久しぶりに長女から言われ、寝かしつけ。日頃は帰ったらもう寝てるけど、まだしてほしいこともあるのだな。たまには早く帰るようにしたい。 学校の昼休み、体育館のプレイルームに友だちと二人で行っ…

スイミング

次女のスイミングを4年ぶりくらいに観に行く。たまたまプールサイドで観覧できる日。温水の湿気と暑さで汗だくになりながら。 4年前は、たどたどしくヘルパーをつけながら泳いでた気がする。背泳ぎしたら斜めにいくし、前とぶつかる。 見違えるように、たく…

コーヒー

「コーヒー飲んで、寝れなくならないの?」(次女) お風呂で。 毎日ぼくが朝コーヒー飲まないと気がすまないのを見てて。

生死

「なんで、死ぬんだろ」(次女) 食卓で。だれだって、どんな動物だって永遠に生きることは、ない。必ずいつか死ぬという話題になって。そもそも死ぬって、どういうことなのか。人類が考えてきた問い。それは今、自分は果たして生きているのか、という問いでも…

半分過ぎてる

ぼくはもう43歳で、ふつうに考えたら、寿命はもう半分をとっくにすぎてるから、あとは帰り道。いままで会った人に挨拶しながら、最後は母の元へ帰る。新しい出会いは、仕事を通じたら、偶然に素敵なものも、まだあるかもしれないけど、それ以上は増やそうと…

鴨の置き物

鴨の置き物を持って帰ると、長女と次女が喜んだ。長女が紙粘土でつくった夏休みの工作、3代目メルの置き物と似たサイズで、おしどりになった。長女が3代目メルの骨壷を挟んで二羽を並べる。 「よかったね、メル」 骨壷に語りかける。 次女はその日のキーマカ…

眼球と視野

「どうして、人間の眼は右と左、こっちとこっち、こうならないのに、周りみえるのだろ」(次女) 洗面所で鏡みながら。 眼球は左右開くように反対向きには動かせないけど、視野が広いのはなぜか。 横のほうに指を立てて、視野に限界あることを示す。だから首を…

パジャマ

「パパ、パジャマほしくないの?」(次女) 朝、彼女が着替えているとき。 「小さいころ、パジャマ着てた?まぁ、それいつも着てるもんね」 小さい頃、着てたかな。幼児のときか、何度か着た記憶はある。小学校低学年くらいから、着てる記憶ない。かといって何…

靴で見分ける

「たぶん、靴だね」(長女) メルは、人を見分けている。ぼくのことは親だとおもっているのか、近寄ってきて、気がくるったように靴や脚を噛んでくる。 うっとうしか感じることもあるが、彼なりの愛情表現だから仕方ない。ほんとは群れで生きたく、大きな川や…

マルの去勢

マルがついに去勢手術。ラッパのようなカバーを首に巻く1週間。傷口をなめないため。麻酔のせいか、ショックからか、数日は立たず歩かず、書院からも出ようとせず、ずっと寝てた。みんなそれぞれ、寄り添い心配していた。食欲もない。手のひらにフードを乗せ…

参観日

ひさしぶりに、たまたま長女と次女の参観にいけた。小5と小3。ともに算数の授業。次女はぼくを見つけたらうれしそう。先に教室の後ろにいる妻を指差して教えてくれる。ぼくは廊下からみる。何度も目が合い、その度に手を振ってくる。25分くらいして、長女の…

指切り

長女がアンネ・フランクにはまっている。図書館で「『光ほのかに』なる本を検索して借りておいて」と頼まれた。 カウンターで書庫から出てきたのは、茶色いシミだらけの、中のページも色褪せた年季のはいった古い本。カバーもない。1ページ目は斜めにやぶれ…

アラート

「あたし、大きくなったらどうやって起きよう?」(次女) 久しぶりに寝かしつけたとき。次の日は朝4時半に起きて、一緒に山登りにいく。 「パパ、起こしてね。うち、iPhoneじゃ目が覚めないから」 あのアラート音は寝ていたら全く聞こえないらしい。そこで上…

あんなもの

夏の思い出、川上さんに次女がお礼の葉書をかく。たくさん素敵なものと出会い、印象的だったアイテムを余白にたくさん絵でしたためる。「あんなものを私もデザインしたいです」 意外な指示語の選択。本人としては真っ直ぐに伝えたかった感動と感謝がちゃんと…

5時半

だいたい22時から23時ころに、メルをはなれのおうちにいれる。ぼくの寝ている間、エサをたべて、飛び出すこともなくずっとじってしてる。5時半ころになると、グワグワと鳴き出して、自分を中庭に出せという。自分からは出ない。出してあげて、エサをあげる。…

「犬派か猫派か聞かれてすごい迷った」(長女) ラーメン食べながら。横で聞いてた次女はすかさず「犬派」と反応。 「わたし、動物ならなんでも好き」と長女。 その前に「うち、果物ならなんでも好き」と次女は言っていた。ぼくが果物は梨とスイカが好きだと言…

少しの会話

「ドライアイって、なに?」(次女) 朝、学校に行く前に。最近ぼくの帰りが遅く寂しがっていると聞き、昨夜は寝る前に帰った。ドライヤーをした。長女は夏休みの工作がコンクール出展にクラスから選ばれたという報告。ほかの二つはすごく上手だったそう。横で…

和菓子

「どら焼きって、和菓子だよね?」(次女) 和室で。「わたし、和菓子が好きだとわかった」そうだ。 当たり前におもっていたけど、この街はやたら和菓子が美味しい街であることを、外に出てから知った。 むかし、僧侶だった祖父はよくお夜伽にいって、紙に包ま…

クリームブリュレ

長女、東京のお土産クリームブリュレを「とても美味しい」と食べる。「見た目、チーズケーキとそっくり」と次女。息子も「もう一つ食べていい?」とおかわりしていた。

イカ

「いやな夢見た」 空気中をイカのようなクラゲのような、足が何本もある動物がたくさん浮いてて、刺してくる夢だったと朝起きた長女。色はカラフルだったそう。

同窓会、プール、焼肉

東京にいって、親友家族とプールにいって。目がまわる慌ただしく忙しい週末だった。大学の同窓会の幹事。疲れたけど、先生も参加者も楽しそうで、盛況だったから報われる思い。同窓生の活躍もたくさん知れて刺激になった。単純だけど、自らの責任でがんばっ…