ドレミ

キーボードを弾いたり、鍵盤ハーモニカを吹いたり。長女は我が家でも時折り、奏でる。音楽が身近でうらやましい。

どれが「ドレミファソラシドでしょうか」という3択クイズを次女に出している。12音階の始まりをずらしながら。真剣に聴いて、答える次女。

週末の微笑ましい光景。遠慮がないから、ギスギスして、長女は我慢し、次女が悲しんでいるときもあるけど、こう仲のいい時間もあるんだな。

マルと公園

マルとゴロゴロ。友人から勧められた重松清の本2冊を読みながら。ぼくの顎の下、胸の上の定位置は忘れていない。夕どき、散歩にも連れて行く。並木道もうっすら紅葉。公園を歩くと、小さかった頃の我が子たちとの思い出が次々と。メルを連れて、長女は紅葉の樹々をスケッチして、香山先生に送った。妻に助走を支えられ、補助輪なしで次女が初めて自転車に乗れた。息子とキャッチボール。登りやすい木があれば3人とも乗ったし、飽きるまでブランコで背中を押した。

中心に、子どもがいた日々。かわいかったな。

帰り道は、思い出が少ない道をあえて選ぶ。

マルとのこの日も、いつかこう胸をキュンとさせるのだろう。

笑顔

二人で街に繰り出して、食事にいったとき。息子の喜んだ顔がみたいね、と妻が言った。そのとおり。ぼくはずっとその思いが空回りし続けているし、それで息子を振り回して、傷つけ、迷惑をかけてしまったことばかり。反省の念が年々深くなる。元を正せばただただ、応援したい気持ちからなのだ。10歳を過ぎたら、親は離れなけれならなかった、それを分かっていなかった。

部活では、ガッツポーズが見れた。受験で、一度でいいから笑顔になってほしい。

生まれてから、何したら喜ぶかな、楽しむかな、ばかりを考えてきた。いまできることは、遠くから見守り、必要となる学費を稼ぐこと。

株価

最近、投資に興味しんしんの次女。

マルを胸の上に乗せながら寝転がってるぼくのところにきて、「30万円で株を買って、儲けられなかったら、30万を使わず貯金しておいた方がいいんじゃないの?」といった旨の質問。

なんとなく答えたら「なるほどね」と納得したようす。やってみたくてウズウズしてそうだ。

コンサート

長女の吹奏楽部の秋のコンサートをみることができた。妻と次女と。先輩が抜けて、自分たちが一番上。ホルンパートの3人だけの演奏もあったし、合奏もディズニー、ジブリ、フォーチュン・クッキーなどのレパートリーで、一翼を担っていた。ついこないだ入部して、ホルンを買ったばかりなのに、楽譜をみながらいろんな曲を弾けるようになっていることに驚く。日々、ぼくの知らないところで、メンバーといっしょに努力を積み重ねているんだな。

片付けを終えて、車に戻ってきた。朝早くから、休みの日にたいへんだったことだろう。労う。

「あまりうまくいかなった」

上手く演奏してたように思うけど、練習を重ねた本人たちだからこその部分があるのだろう。ホルンパートの出だしのテンポが他の二人が早くて、それを落ち着けるために遅く自分はやってアイコンタクトしたことなど。

あと1年弱、部活を大いに満喫してほしい。人前に立って、緊張しながら技を披露する。この経験は、きっと大人になっても活きる。

お迎え

飛行機が遅れ、帰宅が深夜になった。妻が中学のとき、義母との待ち合わせでつかっていた場所に、ぼくを拾いにきてくれる。助手席と後部座席に口を開けて寝ている娘たちも。わざわざ同乗してくれたようだ。家につき、隣の次女に声をかけて起こす。真っ赤な目を開き、一瞬状況を理解できない間がある。その視線の先にぼくをみつけて「パパー、おかえり」と笑顔になる。長女も眠そうに手を上げて応答。マル。2階のぼくを認識したら尻尾を振って近寄ってきて戯れる。

「おうち、広いとおもう?」と次女。

一人暮らし

次女。小さなぼくの家を興味深そうに、「この洗面台の鏡の裏、収納なんだ」とか、「シャワー、ミストになるんだね」とか、自分で観察して、感心したり。

「この家、好き」

一人暮らしへの憧れが、日に日に膨らんでいるようだ。自分の世界をつくることの楽しさ。

前は「一人暮らしなんて。パパママと一緒にずっといる」といってたのにね。