2024-01-01から1年間の記事一覧

ミステリーハンター

長女の夢は、地球上のすべての国を周ること、にしたらしい。素晴らしい。ぜひ叶えてほしい。アムステルダムは外せないと。でも親としては、危険な国がなくなるのが一番だけど、もしあれば、ちゃんと避けてほしい。安全と健康第一。地球を体感。両手に満たな…

身長

「もう、これ以上伸びなくていい」 息子の身長。測ると180.2だったそうで。父をみて、そう思ったのだろう。

発光病

佐野徹夜さんの、デビュー作『君は月夜に光輝く』を長女から「面白いから」と勧められて試しに読んだら夜更かし、一気読み。こんなおじさんがこんな瑞々しい若い子の恋愛に心打たれるとは。世界の中心で愛を叫ぶ、を思い出す。教えてくれてありがとうと長女…

お礼

長女の誕生日、彼女の父方の祖父からお祝い届く。何も言わなかったけど「パパ、送っといて」と手渡されたくまのプーさんの絵葉書。お礼と近況が書いてある。ホラー映画にハマっていることも。自分からちゃんと筆をとった。たいしたものだし、うれしい。 お礼…

コーヒー

オムライス食べた帰り。同じビルにあるスタバでコーヒーを買いたかったが、「本日2杯目」のレシートをもう一つの車に置き去りにしたために、できなかった。家を出て車に乗ったときわかっていたけど、その場で取りに行く手間を面倒におもって諦めた。 家に着…

カウンセリング

「パパ、公務員の仕事、楽しい?友だちいる?誇りをもってる?ほかの仕事したら?」(次女) 夜寝る前にぼくがこたつにいたら。歯医者にいって、なんか言われたみたい。 「パパのたいへんそうな顔みてたら、わたし公務員になりたいと思わないな」 「他の仕事を…

こたつ改良

「ここに、棒が立ってたらいい」 こたつの天板の四隅に柱のように棒が立っていて、天板を浮かせて固定できるようになっていれば、布団と天板の間に隙間ができる。そこにいまこたつの上に載っているもろもろの雑品がしまえてスッキリすると。 次女の提案。 ほ…

小人

カラフルなゴムの小人。両手両足の先にマグネットがついている。お互いをくっつけあう。久しぶりにそれで次女が遊び、「このくらいになれたらいいのに。もっと小さくてもいい」と小人になりたい願望。前も聞いたな。スイカの中に入って、お腹いっぱい食べら…

12歳

長女12歳の誕生日。桜の綺麗なときに生まれた。彼女も家族もあわただしく、写真がとれなかった。初めてのことだ。ケーキも、彼女が食べたいディナーもお預け。 無理やり仕事を早く切り上げて、トランポリンに送る。前日の朝、「明日、トランポリンに行ける…

アタック

ステップしてアタックどうするの、と長女が息子に尋ねている。長女バレー体験2日目。兄の偉大さを体感したようだ。うまくできないけど、習いたいらしい。

消尽

視力を無くすまで、人生の時間のあるかぎり、ぼくの両目はこのスクリーンにばかり向けて、後悔しないだろうか。いやする。何かの罠にかかっているような。牢屋に閉じ込められているような。 無駄にできる時間があるというのは恵まれている。でも、夢中になれ…

6年

長女が、入学式の準備をしに、小学校へ。最上学年が設営を手伝うそうだ。あのランドセル、ラストイヤーか。早いもんだ

排球

長女、バレーの体験にいく。兄をみて、ハイキュー!読んで。

バッサリ

長女、思いっきりショートになる。

財産

「子どもたちに、お金を残さない」 人生の先輩であり友だちが。たくさん残せそうな方。いままでたくさん財産を親から受け取った人の生きざまをみて、心に決めたと。ろくな人間になってないと。するとしても、家の一つくらいにしとくそうだ。

人生

「そもそもマンダラチャートの、真ん中がないからね」 泊まりにきた親友。同意。なんでも目標・成功に紐付ける息苦しさ。空のまま生きる人生もあろう。

やさしさ

次女。ぼくが疲れて書院でマルと寝ていると、胸の本を机において、布団をかけてくれた。

目を閉じて 死ぬまでに何をみたいか考えると 子どもの成長、どんな顔つきになるかを少しでも見届けたい。孫とまでは望まない あとは本と家からみえる見慣れた景色 ほかはすべて余計なもの 我が子らの写真ももうあまり撮らなくなったし、詳細な顔つかを思い浮…

銀河街

長女。朝起きて楽譜をみながらひとり、銀河街の悪夢の曲を自主練。弾けるようになったと嬉しそう。

読破

図書館で借りてきた星新一さんの文集をあっという間に読んでしまった次女。フィットしてハマったよう。時々声を出して笑っていた。 いくつか、おすすめのを読むように勧められた。『殺人者ですのよ』、『カード』、『勧誘』。賄賂、水商売、殉職。言葉の意味…

自責と懺悔

息子を育てて15年、ぼくは彼の人生を歪めただけだったのではないかと自責の念に苛まれているのである。その都度、彼にとっていい影響があるだろうと、最適な声がけは何か、やりたいと思うことに対して、最適な選択肢は何か、持っている限りの思考を尽くした…

星の王子さま

サンテュグ・ジュペリの『星の王子さま』は、戦時中に出版された。ひとつの星に一人ずつにした設定。そして空に消えた。悲しみ、残酷さ、大人の判断の愚かさ。それが凝縮された渦中に、こういう不朽の傑作が生まれる。逆境は糧になる証。人類の希望。原作は…

無力

何がベストかわからないなかで、最善を尽くそうと長くは15年、特にこの5年間つとめてきたが、どれも空回りにすぎず、まちがっていたのであった。何もしない、が正解だったのに。自らを責めつつ、取り返しのつかないことをした。申し訳ない気持ちでいっぱいで…

時間泥棒

スマホ中毒。つらい。 ジョブスの後に生まれた人間の避けられない宿命。片時も手放せず、それだけになる。意識が途切れ途切れになり散逸し、集中の持続がなくなる。 実世界への好奇心も根こそぎ奪われ、生きることに根差した判断力も育まれない。 スマホを考…

衣食住

服は脱ぐため 食事は出すため 家は旅立つため にあって その間が大事なんだな 何をするか 意味があるかより まず一生懸命かどうかを物差しにする そのほうが、人生は楽しめる

長女を本屋につれていく週末。何度も読んでる『知っている』シリーズを、また読むために買った。そのなかの一節に、青色について語っているところがある。波長ゆえに、青は地球に溢れる特別な色。彼女が青色を好きになった理由。そんな手元に置いて起きたく…

のむ

次女の漢字テスト、98点。間違えたのは「のむ」という漢字。お茶を「呑む」と書いた。「呑む」は固形のものをノムときに使うらしい。ぼくも初めて知った。

牛乳

「学校の牛乳、苦手」(次女) 我が家の牛乳は好きらしい。味がちがうと。 学校のは「『農協牛乳』って、書いてある」そうだ。 「高級なの、苦手なのかな」 アハハと笑っていた。 確かに農協牛乳より安いのを主に我が家は買っている。

パパの

朝、小学校の近くまで次女を乗せる。雨が降っている。傘がないから、息子のえの壊れた黒い蝙蝠傘、ぼくがいまを使いなと促す。 「パパのは?」 ぼくは折りたたみがあると言うと安心していた。 黒い傘は不釣り合い。長女の年齢になったら嫌がりそうだけど、「…

父より

「パパ、何時頃産まれたの?」(次女) ぼくの誕生日に。父に聞いたら、覚えていた。 ぼくは確か船橋の病院で産まれた。 「午前中の11時頃だったよ。お父さんは浅草橋のつぶれたスーパーの長﨑屋での仕事を終えてから、駆け付けたけど、お母さんが両手で抱いて…