5時半

だいたい22時から23時ころに、メルをはなれのおうちにいれる。ぼくの寝ている間、エサをたべて、飛び出すこともなくずっとじってしてる。5時半ころになると、グワグワと鳴き出して、自分を中庭に出せという。自分からは出ない。出してあげて、エサをあげる。ぼくはトイレに行って二度寝する。時計をみたらいつも同じ時間に鳴く。体内時計が驚くほどほしっかりしている。

夏の間、書院で息子はマルと寝るのが続いていた。長女と週替わりだったが、蚊に刺されてから長女は避けるようになった。そろそろまた「マルとわたしも寝たい」ということで、今週は長女の番。息子がはなれで寝ることになったが、スズムシがうるさくて寝れない、土間も虫のフンが落ちてていやだと蔵で寝ることになり、ぼくがやはりはなれで寝ることに。意外に潔癖で敏感なのだな。スズムシを捕獲して仕留めようと動き回ったけどねをあげたようだ。掃き掃除くらい自分でしてほしいものだが、どうせ動くことはないだろうから言わない。親がいなくなってからやるのか、やらないのか。掃除の気持ちよさを実感すれば早いのだが。

鈴虫は昨夜も大きく鳴いていた。ぼくは気にならない。はなれの中ではなくて、中庭にいるという見立て。まだ姿はみない。庭の息子のいちじくが身をつけているが、こちらも無関心でアリのご馳走になっている。

週末そろそろ草むしりを大々的にしたい。悶々とすることが多く心がなかなか晴れないので手を動かしたい。すっきりは、気持ち良いし、ついてくるメルはかわいい。子どももそろそろ労働力になってほしいが、義務になったとたん、嫌いになるから声はかけない。