3Dプリンター

「あれは一度、みたほうがいい」(息子)

夕食のとき。ここ1週間ほど、新しくできたものづくりのラボに通い詰めて3Dプリンターを触らせてもらっていた。チューターの大学生の子たちが親切に導いてくれて、快適に楽しめているようだ。直方体から直方体がくり抜かれた形状のペン立てが完成していた。iMacを触って設計して、そのかっこよさにも気づいたらしい。

紙やすりで最後仕上げして完成させて、満足そうに家のペンやハサミを立てていた。

どうやって3Dプリンターが動くか聞いたら想像とぜんぜんちがった。型があるのではなく、細い樹脂がペンを走らせるように線状に吹き出して形成するのだと。しらなかった。

また行って、次の新しいものをつくることに挑戦したいらしい。

迎えにいったとき、チューターの大学生たちがフレンドリーで一緒に完成を喜んでくれて、実に息子に優しく接してくれているのが印象的だった。今どきの若い子はたいしたものだ。包容力と優しさがある。