ママレード・ボーイ

娘たちが『ママレード・ボーイ』を読んでいる間は家が静かだ。夢中のようだ。面白いらしい。娘たち二人と妻とパスタを食べにいったとき、向かいの席にも、隣の席にもカップルがいた。二人でコソコソ話をしながら、興味津津である。ママレード・ボーイの影響だ。指をさすのはやめなさいと制するものの、とにかく気になってしかたのないようす。