バレー部心得

息子のバレー部の説明会。ぼくは出ず、妻が出た。とにかく「人格の育成」が錦の御旗だと顧問の先生からの話だそうだ。バレーがうまくなることが第一ではない。

「人格がしっかりできていれば、どこでも生きていける」とのこと。

たしかに。人格から信頼が生まれる。信頼があれば社会の中でも生きていける。

バレーは、普通1回では相手のコートに返さない。普通は3回で返す。1回目と2回目の子は必ずチームの中のだれかに渡すことになる。次の人のことが受け取りやすいように、他者の気持ちを自然と配慮する。それがいいのだそうだ。なるほど。

親が何か言って育てるという時期はもう過ぎて、息子はすでに社会に育ててもらう段階だ。親はサポートする側に徹するべきなのだろう。部活がこれからの生活の中心になるようだ。大いに心身ともに鍛えられてほしい。