2018-01-01から1年間の記事一覧

要介護

フルマラソンに出た。目標の歩かないで完走したはいいものの、下半身はいつものように立てない歩けないの後遺症がすぐにくる。長女と次女が痛がるぼくを面白がって、いろいろ手伝ってくれようとする。足が曲げられず、トイレに座れない。困っていると長女が…

鶴と狐

イソップ童話の読み聞かせで、鶴と狐の話が出てきた。鶴の口ばしでは狐が出した浅い皿の牛乳は飲まなくて、今度は鶴が狐に縦に細長い器に牛乳入れて、口ばしのない狐が飲めないと復讐する話。 その絵に黒い線で殴り書がされている。書いたのは小さいころのぼ…

続 読み聞かせ

今夜は白雪姫はカエルの王子様の二本立て。これもぼくの小さい頃の本。白雪姫は映画でみてるけど、微妙にちがうところを指摘してくる。毒林檎を食べるまでいろいろある。王子様が現れても、キスではなくてガラスの棺を傾けたらその拍子で腹から毒林檎出て目…

読み聞かせ

長女が寝る前に1冊、本棚から本を取り出して「読んで」とお願いされるのが習慣になった。シンデレラ、おしゃべりなたまごやき、かいぞくゴックン。前の2冊は、ぼくがかつて小さい頃に読んでいた本だ。表紙の裏に、ぼくの名前と日付が書いてある。1986…

スポンジ

夕食のとき、長女が「親よりも先に、子どもが死んじゃうことも、あるの?」と疑問を口にする。 ぼくと妻が「悲しいけど、あるんだよ。そういうことも。」と神妙に答えていると、 「あるよ。『おうばい落ちずして、せいばい落つ』やろ」と息子。 空気がとまり…

ちゃんぴおん

「今日のチャンピオンは」(次女) お風呂場で、自分の脇を洗うときに「ワキワキ、こちょばし〜」というのをやっていたら、ウケた長女が真似した。長女が、自分とぼくのどっちが面白いかを次女に判定してと言い出し、1回きりだったはずのオフザケが大ごとに…

物色

「いっせーのーで」(長女と次女) お兄ちゃんの最強ジャンプの付録のワンピースのパロディの別冊とか、最近夢中のバトスピのポスターを引っ張り出してきて、長女と次女が声を揃えている。「だれと結婚したいか」をそれぞれ同時に指さし、なぜかを語り合って…

お空の上

今日は結婚記念日で、長女と次女をお風呂にいれて「12年前に結婚したんだ」と話をする。 「そのときは、おにいちゃんも、子ども誰もいなかったなぁ。パパとママ、二人だけ。」 二人だけで暮らしていた日々。最初は、高田馬場の小さな1軒屋の2階と3階で…

孫の名

「女の子が生まれたら、『こころ』って名前にするんだ」(長女) 寝かしつけのときに、子どもの名前を決めていると教えてくれた。ドラマ「こうのとり」を見た時に、出てきたらしい。 「男の子は?」と聞いたら、それはまだ未定とのこと。

流鏑馬

「流鏑馬やるには、弓道部と乗馬部両方に入らなきゃだね。」(長男) 元寇のときに活躍したというのをNHKの番組で見て。歴史はもうぼくより詳しくなっている。ちなみに、元寇のとき「糞尿爆弾」が効いたそうだ。最初、モンゴル兵士が鼻をつまむシーンが先に…

挨拶

「いってくる」(息子) いつからか思い出せなくて、もう当たり前になってしまったけど、息子が学校へ出ていくとき、「行ってくる」という挨拶をして玄関のドアを開ける。「行ってきます」ではない。別に突っ込まないが、どこで覚えてきたのだろう。ぼくも言…

リクエスト

「駐車場のねこがあくびしてるやつにして」(長女) 夕食時、音楽をかけていたら、その曲にしてと言われた。運動会で流れていたのは担任の先生が好きな『栄光の架け橋』。なのですぐにピンときた。そういわれて、いい歌詞だなと気づく。 ちなみに、長女の組…

台風のせいで

月曜の朝、長男の学校が開始時間が遅れるというので、長男は昨晩祖父母の家に1人で泊ることになった。そのため、ぼくが寝る時、背中に乗って足でゴリゴリとほぐすマッサージしてもらえなくなる。 ぼくの背中は一日の終り、そのほぐしを楽しみにしている。も…

運動会

今日は、ついにきてしまった、保育園の運動会。長女は最後。ぼくは保育園の運動会以上に心を動かされるイベントを他にしらない。ただひたむき、がんばっているピュアな姿があって、かわいいけど、頼もしい。 なので、楽しみだったけど、1:9の割合で、この…

ハゲ

「たしかに」(長女) 朝食のとき、「まず自分のことを『かわいい』と思ってね」と娘たちに言って聞かせていると、「パパは自分のこと、『かっこいい』と思う?」と長女。 流れとしては、「思ってるよ」と力強くいいたいところだけど、「思ってないな」と矛…

大御所

「歌はあってるけど、踊りはそうじゃないね」(次女) 朝、長女がプリキュアの歌を大声で歌って、踊っている。実に生き生きしていて、楽しそうだ。すっかりなりきっていて、こちらも楽しくなる。 一人一人が変身するくだり。一番盛り上がるところで、トース…

カレー

「まずかったけど、がんばって食べたよ!」(次女) カレーのルーがひとかけらしかなくて、なんとかいろいろ味をつけて仕上げた妻。褒められたくて胸をはってこう発言。ちなみに長女も箸が進まず、お姉ちゃんの分も食べてあげたんだ、と誇らしげだった。ぼく…

かみさま

長女と妻はピアノ教室の振替で、息子は友達の家に遊びにいったから、家には次女とぼくだけがいることになった晩。夕食の支度ができたから、先に二人で食べることにした。脂ののったサンマの塩焼きとエリンギともやしのバター炒めと味噌汁とごはん。 次女の隣…

参観日

「別に。」(長男) 朝、長男が学校行く前に「今日の参観日、父ちゃんも母ちゃんも行くぞ。うれしい?」と聞くと、ぶっきらぼうにこう返ってきて、そのまま家を出ていった。 これまでは素直に「うん」といっていたのにな。ついにこの日が来たか。4年生なら…

全否定

「パパはいつも、ぜんぶまちがえるぞ〜!」(次女) 次女の歯を磨くからと、洗面所で歯ブラシを用意して次女のところにいくと、それが長女の歯ブラシだったときに。あまりにも極端だ。

高い壁

息子は暇さえあれば「将棋やろう」というようになった。面白くなってきたのかもしれない。5回やったら1回くらい負けるようになった。 今日は義父に挑戦してみたら?とおじいちゃんの家に預けてみる。飛車角落ちでもまだ勝てなかった相手。そろそろいけるか…

結婚について

我が家に来客があった。このブログを読んでぼくに興味を持ってくれたのだという。だから会うのは2度目だけど、ぼくのことをだいぶ知っている。職場の同僚よりも知っている。不思議な気分。そしてウマが合う。この歳で友人ができてうれしいし、何よりこの地…

親の味

昨晩は親子丼をつくった。息子はイェーイと喜ぶ、のを知っているので、つくった。 つくっても、まだ友だちの家にいって帰ってこない。お盆の上でどんどん冷めていっている。 帰ってきた頃にはもう冷えていた。妻が「遅い」とたしなめているから、ぼくは何も…

破壊力

寝る前、はなれで一人横になってると長女がやってきて「踊ってるよ」と教えてくれる。 中庭を隔てたむこうの母屋の和室をみると、しまっていたブラインドかまるで舞台の緞帳のように上がり、その先で次女が踊っている。 ボンボンを両手にもっていて、元気に…

今日のインドネシア語講座

「イルカって、『ルンバ・ルンバ』っていうんだって」(長女) なんて素敵な。

快挙

これまで何度も将棋大会に連れていき、そして開始1時間もせずに予選で負けて帰る。お弁当はもらうけど、その時間まではもたない。それを何度となく繰り返したけど、今日初めて、息子、予選を突破した。1勝したら突破というハードルの低さ、しかも相手は保…

シンガーソングライター

長女がとつぜん、作詞をはじめて、歌いだした。 その歌詞は書き留めておかなければなるまい。もちろん、すべてひらがなだけど、漢字のアレンジをするのをお許しください、先生。あと、主語の「わ」は「は」にしています、先生。 __ 『あなたの夢をかなえた…

読書めも〜『ニーマイヤー 104歳の最終講義』

オスカー・ニーマイヤー著/アルベルト・リヴァ編/阿部雅世訳/平凡社 2017 戦争、軍の支配、国外追放、革命という激動の時代を生きたブラジルの大建築家が104歳で語った言葉。 「私は「建築は重要ではない」と生涯繰り返し言い続けてきた。建築はきっか…

読書めも〜『小さき者へ・生まれ出づる悩み』

有島武郎/新潮文庫/S30 息子がやっていた公文で出会った文を横から盗み読んだら、その渾身な文賞にただならぬオーラを感じまして。有島武郎、名前は知っていたけど初めて読んでみたら、感動して、めり込む。大正時代のイクメンの凄み。 <小さき者へ> 「…

寝かしつけのとき その2

「どういたしまして」(次女)。 寝る前に「生まれてきてくれて、ありがとね」となるべく言うようにしてる。そしたらその日はこう返ってきた。間違いではないが、意味を分かってくれてるのか不安になる。