ミセス・ダウト

ロビン・ウィリアムスの傑作三部作。『ミセス・ダウト』を家族で観る。これはみておいてほしかった。ゲラゲラ笑う息子、ワーキャーリアクションの大きい長女、「かわいそう」と同情することがメインの次女。それぞれの反応が面白い。

この映画と出会ったのは高校の家庭科の授業でであった。妻もおなじ。ジェンダーについての授業で、今思えば随分先進的な授業だった。受験とは関係のない、こういう授業ほど結局は心に残るものなのだな。

舞台はサンフランシスコの街なのが今回の発見。ぼくがこれまで2回行った街。懐かしい。シッターさんは女性、というのは、当時のアメリカでもまだ普通の通念だったのだろうか。

家族の在り方の多様さと是が非でも時間を共にしたい父の子どもたちへの愛について。伝わってくれていたらうれしい。「パパにみたいだね」という次女の感想。うれしい。ぼくがみた映画で、これは、というものはこれからもポツポツみせていく。次はクリント・イーストウッド作品にする。