算数

息子が算数の問題とひさひざに格闘していたので付き合う。二問に4時間くらい。スパルタについついなる。実によくない。ほんとは好奇心を膨らませながら、考える、わかる喜びを分かち合いながら教えたい。なぜできないのだろう。大事なこととぼくが思っていて、思い込みがかるからだ。やはり良くない。なので、努めて「やさしく」モットーにするが、やはり最後は追い詰めてしまう。思いのほか時間がかかり、連れて行くはずの図書館の閉館時間が間に合わなくなりそうだからだ。その気まずい空気を察してか、娘たちは散歩にでかけた。さらにはご近所のお家に上げてもらっていた。

息子は最後泣きながらくらいついて、なんとか、正解までたどりついた。ギリギリ終わらせて、閉館前の図書館に5分前に滑り込む。エリザベス女王の伝記漫画を借りて読む。イギリス島は監獄だけど、そこには世界最大のダイヤモンドがあるんだって。それを毎日眺められるなら、収監されてもいいわと血迷ったことをいっていた。そのダイヤほしいというから金持ちになれというと、「イギリス王国のものや。国家買えるくらい金持ちにならんなん。無理や」と返ってくる。光る岩石がやっぱり好きなようだ。将来彼女とダイヤの指輪を楽しみながら選ぶ姿を想像するが、「俺も欲しい」と自分に買いそうやな。

珍しく地引き網漁体験に連れていけとも行っていた。こないだちょうど、息子をいろいろ連れていったけど、それだけは行けてないなと思っていたところだ。