2022.7.16

2022年7月16日はぼくの仕事人生で生涯忘れることはないだろう。終日、6年間精魂込めてきた仕事を成し遂げて、夜半に帰ってきたら、大きな花束が届いていた。さらに、2階に行くと香山先生からのお手紙が。友人たちも、続々とお祝いの言葉をくれる。感無量である。大きな地形としての建築と、居心地の良い家具たち。上を見上げ、のぼり、下を見下ろし、そして三々五々窓際やブースなど、おのおのが居心地のいい場所を選ぶ。象徴性と居住性、そして公共性。いままで目一杯想像して、イメージを膨らませてきた人が集まる場が、現実に生まれていることを実感し、うれしかった。