演じる

美術館でみつけた演劇ワークショプに娘二人が参加。演技に興味を持ち始めた矢先なのでドンピシャである。しかも無料。こんど公演を控えた若い演者さんたちが講師となって熱心に指導してくれる2時間。娘たちは最年少で、講師のみならず参加者のお姉さんも優しくお相手してくれる。妻と食事をして、そのあと見学に行く。

実際の公演の一部の台本を抜き取って、役になってみる。架空の武道のような対戦する場面。次女は負ける役、長女は勝つ役。それぞれ演じる。

講師のお姉さんが優しくなんでも褒めてくれるものだから楽しかったようで、次女は翌日もおかわり参加したいと即断。

翌日。ぼくは仕事で見に行けない。長女は「もういい」といっていたが、妻によると、一緒に見学にいって途中から「お姉ちゃん今日はやらないの?」と声をかけられたら「やります!」と参加したそうだ。

台本のナレーションの演技もずいぶん印象的だったようで、長女がその後も口真似している。公演を実際に見に行くそうだ。実際にこれだけ接した人の本格的な演技、感じることも多いだろう。