添い寝

「いちばんいいやつだ」(次女)

最近帰りが遅く、帰宅したら次女は寝ている。もう大きくなったから大丈夫かと思っているが、こないだ添い寝したら妻とぼくで挟まれてねるのが、いちばん嬉しいらしい。

長女はもう一人で寝る。あと一年半くらいで次女もそうなる。

手を繋ぎながら寝かしつける可愛い期間がまだ残っていたことに気づく。そして、彼女は親に気を使い、おねだりせず、密かにがまんをしている。

残業もしなくてはならないが、できるだけ、この取り戻すことのできない貴重な期間をかみしめたい。

ぼくは人生で夕日があと何回見れるかを一緒に計算した。100歳まで生きるとして、雲がない期間を半分として、あと1万回くらい。