救出

「挟まってるから、助けてあげて」

ぼくがヨギボーに横になっていると、次女が。ヨギボーとガラスの間に白熊のぬいぐるみの頭が挟まっている。ガラス越しに階段を降りるときにそれがみえたのだろう。

救出する。むかしはこのぬいぐるみに息子が「コンピューロボ」という名前をつけてかわいがっていた。いまはマルがときどき抱きついて襲っている。