雪と街

「かわいそうに」(息子)

山のふもとにあるぼくの家の周りは、街中に比べたら雪深い。朝から車を出すために除雪に追われる我が家。街中にいくとそれをする必要がない。そのことを息子に伝えたらこの言葉。街中は雪で遊べない。大人になると逆である。まだ息子には童心があるようだ。それでも娘二人は友だちと嬉々としてスキーウェアをまとって外にいくのに対して、息子はもう出なくなった。その代わり、朝庭のアプローチをしっかり雪かきしてくれる。貴重な戦力である。