「パパ、いつも優しいけど、大丈夫?」(次女)
ぼくの背中を踏みながら。たとえば長女に十円あげたとき、次女も「ほしい」というとくれる。それでお金大丈夫なの?と心配してくれた。
「親が子どもにお金あげるのは、当たり前のこと。そのために仕事してる」
「そうなの?!」
びっくりしていた。
「でも、お金はもらいすぎると、ありがとうって思わなくなる。あるともっとほしくなる。お金がないと幸せになれないようになってはいけない。だからお金の大切さをわかるくらいしか、あげない。お金なくても幸せになれるようになってほしいから。」
心配しなくても、パパはそこまでお金ない。親からもらったお金は、次の世代に返してくれたらいい。ぼくもそうするしかない。あと、パパの優しさはお金あげることではないことも、気づいてくれてるといいな。