シャックリ

次女の寝かしつけのとき、シャックリが出ていた。

「ねえなんで、シャックリってどうやって止まるの?」

「待ってればとまるよ。」

お姉ちゃんが「100数えてる間、息を止めたら止まる」といっていたらしい。

「100も息止めたら、死んじゃうよ」

「なんで?」

「息しないと人間は死んじゃう。待ってれば、自然にとまるよ」

「シャックリって、なんででるの?」

どう説明したらいいのだろう。身体の中に空気を入れる風船があって、その風船をふくらませるための膜があって、間違って動いちゃってる、みたいな説明をしてみる。

「マクって、なあに?」

「タイコのポンポンって叩くところ。」

「あの白い?」

「そう。空気を閉じ込めるやつ」

「ふうん」

続いて、

「ねえなんで、咳ってでるの?」

これまた難儀するというか、ぼくもわからないけど、バイキンを外に出すため云々。

「咳は病気のときだけど、シャックリは病気じゃないよ」

「それは知ってる。」

しってるのか。

今日は一日遊びつづけたから、比較的早く寝付いた。シャックリしながら。