今年のサンタ

長女と次女とお風呂に入っていて。

「ねぇ、なんでパパとママにはサンタがこないの?」(次女)

「パパとママは、サンタさんに『プレゼントは子どもにあげてね』って思ってるからね」

「ふうん」

次女、しばらく考えて。

「じゃあ、そう思ってないパパとママは、プレゼントもらえるの?」

まずい。そういうことになってしまう。

 

長女は「サンタさんに『虹』がほしい」と詩的なことをいっていた。

でもそれは単なる思いつきだったようで、あとから「やっぱり別のものにする」といって、それを訊いたら「ないしょ」と断られる。

「サンタさんの手紙に書くの」

でも気になるので、少しずつ聞いていくと、内緒のままいろいろ教えてくれて、「動物のふかふか枕」だということがわかる。妻とどこかいったときに見て、「ずっと欲しいと思っていた」そうだ。

次女は「ロケット」だそうだ。宇宙に行きたいと。

「パパ、宇宙にいくの心配だな」というと長女も一緒にいけば大丈夫、と返ってきた。なおさら心配である。

 

もうサンタの季節か。