ついに

昨日のブログを書いた直後、息子のサッカー教室のあとに家に帰ったら長女が玄関まできてメモをくれた。

「歯、抜けたよ。歯抜けババアだよ。初めてだよ」とある。

抜けた歯茎をみせてくる。嬉しそうだ。

最後は自分で掴んで引っ張ったらポーンと抜けたという。昨日までのモヤモヤな表情からうってかわってスッキリした様子。よかったね。

そしたら今日は息子の上の歯が新たにグラグラしてきて「気になる」と言い始めた。

そろそろ

長女の前歯がグラグラで首の皮一枚な感じまでついにきた。そりゃ気になるのだろう、指でしきりに触っている。「見て」と見せてくる。あのなんともいえない痛いむず痒い感覚の記憶がよみがえる。見て大人が顔をしかめるのが面白いのだろう、いろんな人に見せている。本人は特に痛くないらしい。

今日は「見て」から「抜いて」に変わった。いよいよヤキモキも限界に近いようだ。早く抜けたらいいね。最後のブチッととる勇気、父ちゃんにはない。

ドロップの缶

食卓の次女の席にはずっとドロップの缶がおいてあって、座れば手にしている。もう中に飴は入っていないけど、お気に入りのようだ。

この四角い小さなドロップの缶、つくづく素晴らしいデザインだなと思う。まず大きさ。子どもの手の大きさにちょうどいいサイズ。大きすぎず、小さすぎず。掴む厚みも実にほどよい。四角いけどどの角が丸いから傷つくこともない。「ここを持て」と書いてないし、取手もないにもかかわらず、この缶の持ち方は多分自然と一通りしかないようになっている。子どもの手に吸い付いていくかんじ。

次にスチールという素材。机においたとき、中の飴が揺れて当たるときの音がいい。動かすと反応がある。

そして、丸いひとつ分の飴の穴。中は見えない。どの味の飴が出てくるかは出すまでわからない。くじ引きのようなゲーム性がある。だから楽しい。指を中にいれて、欲しいものを取り出すこともできない。

このドロップの缶を、「欲しい味がすぐに取り出せないから不便だ」という声は聞かないし、何十年もこのデザインは生き残っている。そこ声に反応して、これがアクリルで透明で、一面全部が蓋でパカっと外せて好きな味を取り出せるようなデザインになったとしたら、子どもはたちまち興味をなくすだろう。飴を入れている器の価値だけでなく、そこの遊戯性があるし、たとえ空になったとしても、中に何かを入れたくなったり覗いてみたくなる。その合目的的で利便性を追求した効率性に呼応しえない部分こそがデザインの豊かさなのだとおもう。

でも、残念ながら最近はこういうデザインをもったものと出会う機会が少ないように感じるのは気のせいだろうか。求められる機能にダイレクトに対応していて、わかりやすく説明可能なものでないと生存しづらいのかもしれない。ぼくも気づく視点を忘れているのもある。

この気付きを与えてくれるのもやっぱり我が子の振る舞いであって、これだから子育ては面白いのである。隠れたグッドデザイン賞

ちなみに、西部劇に出てくる馬にとって銃を背負ってハットを被る男が飲んでいる同じような形状のウィスキーボトル、あれも好きだし、いつか手にしてみたい憧れの一品。イノシシ狩りに行くときとかに。

ジャンプ

隔月の最強ジャンプを愛してやまない息子の喜んだ顔を見たくて本屋にいって買った。

机の上においておいた。先に気づいた長女が、上に「パパがジャンプかってきてくれたよ。パパに『ありがとう』いってね」とメモをつくって、ジャンプの上に重ねておいておいた。

水泳から帰ってきて、すぐ息子はそのメモを見つけて読んで、すぐさま笑顔になった。素直に嬉しくて笑みがこぼれた感じ。最近みてなかったな。早く読みたくてすぐに宿題を終わらせていた。

子どもの喜ぶ顔がみたい。親になって、だいぶそれが行動を支配している。

お風呂で

子ども3人とお風呂に入ると、おのおの大きくなって全員入ると浴槽が芋洗い状態でパンパン、というかキャパオーバーになってきた。パパがいるせいだということで、「出て欲しいひと〜」と聞くと正直な長女と次女は手を上げた。

「パパ出ると、お湯減るぞ」というと息子から「お湯は減らない。水位が下がるだけだ」と的確な指摘。「でも身体についている分は少し外に出るか」とこれまた細かいご指摘。

「パパ、体長どのくらい?」と次女。

「身長だよ」と長女。

「動物のときは体長っていうんだよ。パパ、動物なんだね」と説明したら長女は笑う。

いちおう体長190センチと答えましたよ。

こないだ食べたイノシシの肉が美味しかったねといいあう。ジビエは野山の天然のものしか食べてないから、とてもヘルシーな肉なのだそうだ。

「イノシシとブタって、似てるよ」とまた次女が付け加える。

「そう?」

「うん、鼻とか目とかそっくり。」

次女と長女でうなずきあっていた。

息子は洗い場で身体を真横にして寝転がり、水道の蛇口のカランの真下に頭を入れて髪を洗っている。

「なんでシャワーを使わない」と尋ねると、

「この一直線で束になって出てくるのがいいんだ」とのこと。

5年越し

長女は1歳の生えたてのときに、下の前歯が長男とのおもちゃの取り合いでスポっとキレイに抜けた。それ以来、ずっと歯抜けだったのだけど、めでたく最近そこから永久歯が顔をのぞかせている。かれこれ5年待った。最近は違和感なかったけど、小さいときは周囲から不思議がられることもあった。ついでにその隣の下の前歯もグラグラしていて、気になる今日このごろ。

ふしぎ

次女からの最近の質問

・お風呂の浴槽で。「手を入れているとき、水に穴が空いているの?いないの?」

・寝床で。「氷って、固いのに、なんで水とかお茶とかには弱いの?」

・「人間の体の中って、どうなってるの?」

最後の質問は図鑑を持ってきてやる。しげしげと絵をみていた。お腹の中に赤ちゃんがいるページでかわいいといいつつ、その前はどこにいたのか、お空の上?と不思議がっていた。