一番好きな料理

「パパの料理で一番好きなのは、オムライス」(長女)

久しぶりに夕食をつくった。牛肉ともやしと玉ねぎとしめじを和風ニンニク風味で炒めたもの。それを食べながら上の言葉。そうだったのか。次女はカルボナーラ、息子は親子丼おるいは肉じゃがなはず。それぞれ好みが違うんだな。

 

おやすみ

いつも「ママ、となりきてね」といって寝る次女が今夜は「パパの隣で寝る」と添い寝。正確にはぼくと息子の間がよかったらしい。友人宅からの帰り道。慣れない夜道で暗く熊も出るかもと怖がり、しばらく抱っこして歩いた。重たくなった。「夜の遠足だね」というと少し表情が明るくなった。やがて「降りる」と妻と先頭を歩いた。一番小さな子、近所の子を助けなきゃと気にしていたらしい。保育園の遠足で培われたリーダーシップなのかな。

キャンピングカーと犬

友人がキャンピングカーで愛犬とともに近くにきたので、会いに行く。科学博物館と公園と回転寿司。

公園で長女は有頂天でワンちゃんとたわむれる。雨の小康状態の間、足元が悪いのをお構いないし子どもたちはビショビショの芝生や水たまりのあるアスファルトを一緒に走り回る。次女も息子もリードをもたせてもらって、なでたりかわいがっていっしょに走り回る。木の棒を投げたら追いかけて咥える。泥だらけになるまでひととおり遊ばせてもらったあと、二人はキャンピングカーにお邪魔させてもらって友人の子どもたちとゲームをしたり遊ぶ。

長女はずっとワンちゃんに寄り添って、ビショビショに汚れた毛を公園の水道で洗って拭くまでずっとみてる。友人が長女に「飼うには、モフモフがかわいいだけじゃだめ。ちゃんとお世話しないと」とアドバイス

キャンピングカーに戻ったあともずっと抱きながらブラッシングをして毛並みを整えたそうだ。友人が「やられているうちに、寝たんだ。それは初めてみた」と感心していた。「尻尾振ってたもん」と長女。「わたしもいっしょになでてあげてたもん」と次女。

回転寿司を食べたの別れ際。長女は悲しくて名残惜しくて泣く。

「ワンちゃんほしい」と長女は別れたあとの車中で何度も繰り返しながら寝た。次女はキャンピングカーがほしいといっていた。夢のような生活を体験させてもらって楽しそうだった。途中で散歩する2頭のバーニーズ・マウンテン・ドッグに会う。どでかい。でも優しくてほえない。ほしくなる。

息子は回転寿司でやはりアレルギーで目が痒くなっていた。犬を飼いたいし、息子も好きなのだが、やはり目が怖くて躊躇してしまう。やはりまずは鴨だ。

入部祝

息子に入部祝でバレーボールを買ってあげた。

二人でスポーツ店にいく。最初は一番安い1,300円くらのもの一択のつもりだったが、いってみたら公式球が5,600円くらいであった。みるからに質が違う。それでも最初は一番安いものでいいだろうとぼくがいうと、高いものを買ってもらえるとは期待もしてなかったみたいで「はい」と息子も納得する。

ぼくの方が思いとどまり「この公式のやつほしい?」と尋ねると「そりゃね」と遠慮がちに言う。学校ではこの公式球だそうだ。この4,300円差はどうとらえるべきだろうと悩む。飲み会1回分で一番いい球になるなら安いものな気もする。

ぼくのバスケボールは一番安いわけではないが、中の下だ。それでも奮発したのだが、やはり一番高いやつを触ると違いが歴然としていて、ほしくなる。毎週触るわけで、このボールに愛着がないわけではないが、やはり憧れつづけている。

たまには息子が全く期待していない、いきなり一番いいものを与えてもいいのではないかという気持ちが芽生えはじめ、買ってあげることにした。「自分の金でかう?」と水をむけるが「えー」と抵抗。言っておきながら、自分のケチくささに嫌気がさす。

よくわからないが、ぼくの中で入部祝ということにした。経験者の同級生もいる中で厳しい競争もあるだろう。上達を激励の気持ちも込めて。

「ありがとうございます」

車の中で箱から出し、箱の説明書きをよむ。

「空気入れるときは空気入れの先に洗剤の原液かグリセリンを塗ってからさしてください、だって」

ビニールをそうっと外す。そのあとパンパンと幸せそうに習いたての手の動きでボールをいじりつづけている。物を大事にするのはこいつのいいところだ。

その足で塾に送る。車から降りるとき「じゃあな、またな」とボールに声をかけていた。

バスケに家族全員でついてくることになり、体育館の隅で妻とパス練習。

「このヒョロヒョロが三年後、すごくうまくなっているのかね」と妻。

キッズリターン

息子と『キッズリターン』を観はじめる。ぼくが最も好きな映画のひとつ。学ラン生活がはじまったことだし、見せたかった。

しかし静かに淡々と進む北野映画は勉強して牛丼食べて、友だちとテトリスした後にはつらかったのかあくびをしはじめ、やがてまぶたが重くなり、途中で寝始めた。

布団で寝るように勧めたらそのまま寝床にいぅてグーグーといびきをかきはじめる。よっほどだったんだろう。眠いお年頃。

ぼくはそのまま最後まで観る。息子にはまだ早かったのか。でもやはり何度見ても最高である。

そのままぼくはバスケに行き、家に戻ると「『起こして』っていったのに」とむくれていた。塾に行きそびれたのが悔しいのか。

「でも起こしたんだよ、それで顔にブワっと布団をかけてたんだ。そりゃ起こさないでという合図やろ」と謝りつつ釈明。

もう『キッズリターン』には興味を失ったのかとおもったが、続きをまた観たいそうだ。

快挙

息子が意外にもとんでもない快挙を成し遂げてきて、一家盛り上がる。本人も達成感があり、うれしそうだ。積み重ねてきた努力は実るということを実感できたようだ。何よりである。ソクラテスラをしながら褒める。自分がするより喜びが大きい。どんどん父を超えてゆけばよい。

割り算の筆算

「ねえ、なんで、髪切りたいの?」(次女)

お風呂で。ぼくが髪を伸びたから切りたいといったら。でも二人の娘が伸ばしてほしいというから切らない。

「パパが髪伸びたほうがかっこいいんでしょ」とぼくがいうと返事はない。

「パパの髪伸びたところ、知らない」と長女。

長女のクラスは完全に学級崩壊している。一部の暴れん坊が好き勝手しているので授業がまったく進まないらしい。授業をまじめに受けたい長女は「クラス替えしてほしい」と連日口にしている。割り算の筆算がわからないというので教えてあげる。割り算はできるが、筆算が分からない。お風呂上がってからさらに教えたら仕組みがわかったようだ。

プールのテストでは次女が落ち続けていたついにクロールを合格。7級になったらしい。長女は背泳ぎ不合格。朝も「多分合格しない」といった見込みどおりになった。合格不合格は気にしなくていい、継続するのが大事。いつもと同じことをいう。