こたえられない

今日の質問。

朝、長女をバス停まで送るとき。その朝は次女もついてきた。

「ね、涙って、なんで出るの。あくびしたら、なんで出るの。」(次女)

涙が入った水風船みたいな袋があくびしたら、ムニュって押されるんじゃないの、といったら笑っていた。そもそも涙がなぜ出るかには言及できず。

 

朝、長女が枕元で。

「夜って、長いでしょ。でもなんで、寝てたら一瞬なの?」(長女)

これも一言では答えられない。

 

ディナーで。

「日本って、借金しつづけとるんやろ。なんでそんな借金、できるん?借金しないように、なんでできないの?国が潰れたら、どうなるん?全世界の国が潰れたら、どうなるん?」(息子)

「公務員って、なんで副業できないの?理由を知りたい。」(息子)

間違いなく、これ以上借金もできなくなるし、公務員も副業が解禁される日がくる。確信した。今の単純な延長はありえない。子どもたちにはしなやかさと、プリミティブな生存能力を持たせなきゃいけない。

家族5人で祝う

ふと、あと何回、我が子の誕生日を家族5人揃って祝えるのか、と考えて感傷。息子が18歳で家を出たとしたら、あと7回。高校生になって、友達か彼女と過ごすなんていいだしかねない。おいおい。

今夜はディナーバイキングのレストラン。

息子は最近借りたけど読めてない本をここぞとばかりに行きの車とレストランで、3冊ほどむさぼり読んでいた。調査をやるツバメの本もうち一冊。

読み終わるとあるきまわって、お店の優しいスタッフのお兄さんと話し込んでいる。いろんなメニューについて説明を受けていた。長女も面白そうな空気を察知して混ざる。向こうは仕事とはいえ、人懐っこくてすぐに親しくなるのはコイツのいいところだ。

もどってきた長女はテンション高く、ぼくの膝の上でほっぺにチュッチュしてくる。公然の前なので照れまくるとそれが面白かったらしくやめない。忘れないようにここに書いておく。何年後か、冷たくされたら読み返すんだ。

食いしん坊の次女は離席してフラフラ歩き回る息子や長女とはちがい、席にじっと座って、美味しそうにせっせと食べていた。フルーツポンチがお気に入りで、「ぶどういっぱい入れて」とおかわり。「わたし、ホテル大好き。泊まらないけどね。」

長女と次女は最近ぼくのカメラで写真を撮ることに慣れてきた。彼女たちがとると、ぼくが撮るより妻の笑顔が自然である。

支払いを終えた帰り際、息子は店内に一人で戻る。お兄さんを探して「バイバイ」を言おうとしたそうだ。しかしお兄さんはもう帰ったそうで寂しがっていた。

そこのバイキングは誕生日だとホールケーキをプレゼントしてくれるという、実にありがたいサービスがある。満腹の5人は帰って食べる余裕はなく、お風呂に入ってすぐ寝た。明日の朝だな。

明日は息子と長女の運動会。

動物園と娘

昨日は娘二人と動物園にいった。動物園で自分が企画した「動物に学ぶパパの育児」というレクチャーを飼育員の方から拝聴するため。

動物界にもいろんな父親像があるらしい。

レッサーパンダは子作りしかぜず、あとはほったらかしで育児はすべてママ任せであとは自由行動。

ワタボウシタマリというサルはパパも子育てに協力的で、夫婦一緒に子育てをする。

エミューも子育てはオスの仕事だそうだ。

トキの父親も赤ちゃんのトキに餌を噛み砕いて口移しする。

タマヨという魚は卵の巣作りをパパがやって、孵化したあとも不眠不休で餌をやる。その後は力尽きて死んでしまうこともあるそうだ。

コウテイペンギンはメスが卵を生んだあと、せっせと何日間もかけて危険ではない内陸まで卵を運び、飲まず食わずで温めつづけてメスを待つ。メスは産卵のあと、海にご飯を食べにいくそうだ。メスが帰ってきたころにはオスの体重は6割減していることも。メスに卵を預けて、海にご飯をたべに向かうがその途中で絶命することも珍しくないのだとか。

ライオンのパパは日頃は何もしない。狩りもママの役割。パパの役割は群れを守ること。他の群れのオスとの戦いはまさに死闘だそうだ。敗れたらその群れは勝者のものになり、子どもはみんな殺される。メスも止めることなく、自らの生存のために新しいオスに従う。

チンパンジーは群れで子育てをして、群れの秩序を親のみならず近所のオッサンとオバサンもみんなでしつける。高齢出産の子は親が甘やかして、わがままになったそうだ。

 

そんな話を娘二人はおもちゃで遊びつつ一緒に聞きていた。レクチャールームにあったキリンの赤ちゃんの等身大があって抱きついている。なんとキリンの赤ちゃんは160センチ程度で生まれてくるそうだ。すぐ獲物に襲われても逃げられるように、そんなサイズで生まれてくるそうな。すぐに立って、ヨロヨロだが歩きはじめるらしい。

 

レクチャーのあとは実際にその動物たちを見て回る。

次女はメスライオンとキリンが好きだ。ホワイトタイガーもぼくのカメラを借りてたくさん撮影していた。

長女はカメレオンが印象的だったみたいで、家に帰ってから絵を描いていた。ぼくにも

描いてというから描いてあげる。

動物をみたあと、喉が乾いたという。たしかに真夏のような日差しで暑い。

ソフトクリームを買ってあげようと売店にったら、「やっぱりかき氷にする。マンゴーの」と長女がいいだす。次女も乗っかる。

ソフトクリームは150円。かき氷は300円。「高いよ」と思わず口にする。

「いいのいいの。」と長女に懐柔されて、600円払って2個買わされる。

二人がかき氷を食べている姿がとてもかわいらしくて幸せになったので、それぞれの写真を撮る。長女のピントが合わずに何枚もシャッターを切っていたら、「わたし少ない」と次女が拗ねる。そんなことないのだけどな。とにかく平等以上が彼女はいいのだ。

出口まで歩く戻りのときに、疲れたのだろう次女が「抱っこ」とせがむ。しばらく抱っこしながら、「こんど、夏にお山登るでしょ、そのときは抱っこできないんだけど、大丈夫かな。朝から晩まで登らなきゃいけない。」というと、これまで「大丈夫。」と強気にいっていた次女が「じゃ、来年にする。」と急に弱気になった。たぶん、「こういうときに抱っこしてもらえないんだ」とリアルに想像したのだろう。

ぼくも暑くなって疲れたから一度降ろすと、次は長女がしゃがんで背中を出して、積極的におんぶをしてあげた。ぼくが心配すると、「7歳だから、4歳を抱っこしても大丈夫」と次女は能天気に嬉しそうだ。愛らしいので二人を何枚もカメラに収めた。

 

夜。寝床で次女と動物園のことを振り返っていると、「話、聞いてたよ。半分くらいわかった。」と言っていた。

翌朝。長女が学校にいくのを見送る道中で振り返ると、「子育てをする動物は、ワタボウシタマリとタマヨ」としっかり覚えていた。

カメも印象的だったみたいで、「ウサギとカメのお話だと、カメって遅いことになってるじゃん。でも、動物園にいたカメ、早かったよ」と教えてくれた。

 

娘たちがパパパパと慕ってくれて、楽しそうで、幸せであった。

ワタボウシタマリとエミューみたいな、育児に積極的なパパもいるのだ。動物たちに励まされた。ほんとうは動物好きの息子も連れてきてあげたかった。しかし、彼は最近TO DOがいっぱいあって忙しい。

新記録

昨日、夫婦でせっせと庭の芝刈りをやった。妻が今年から積極的に関わってくれてありがたい。

実に45Lの袋にして9袋分の雑草の収穫。草食動物飼いたくなる。

サッパリして気持ちいい。しかしすぐにまた生えてくる。

やがてくる日

2日連続で、「女の子は小学校高学年から、パパを避ける」という先輩パパの話をうかがう。「それは近親相姦を避けるための生物的な防衛本能だから正常な成長としてうけとめなければいけない。」

長女の場合、おいあと3年もないじゃないか。

今朝も起こされて一緒にトイレ行こうだの抱っこしてだの言ってくれる。こちらがどれだけ眠くても「一人でいっておいで」と断らず絶対引き受けようと決意新たにする。

「一緒に来るな」となるまでのカウントダウンは始まっている。

 

今週は朝、家からバス停まで長女を歩いて送った。道を這っている毛虫や、チュンチュン飛んでいるスズメの話とか、運動会の練習の話とか。横断歩道の渡り方もひつこいほど教える。

「ここまででいい?」と途中でいっても、最後のバス停まで一緒に来てほしいといってくれるんだ。