8歳

今日誕生日になる長女。晩に寝てしまい、10時過ぎに起きて、息子と次女がみてるコナンの映画を途中から見て、歯を磨いて、ぼくのコタツでの作業についてきて、やがてコタツに深く入り寝た。

歯を磨いてあげているとき、「明日誕生日」とニコニコ笑顔であった。ブラシを動かしながら生まれてきたときの思い出を話す。フルーツタルトのケーキを食べたいそうだ。

タツで寝転んだ長女を持ち上げ、抱えて寝床まで運ぶ。腰にくるくらい重たくなった。

抱きしめながら寝る。ずいぶん大きくなったが、ありがたいことにまだパパについて離れない。

花見と遺言

晩に子どもたちを連れて、桜を川沿いにみにいけた。息子はブレイブボード、長女と次女はキックボードを桜並木の下でおのおの楽しんでいた。桜の花が落ちてくるのをたくさん拾って、その日のお風呂にいれた。花びらが6つあるのをみつけて次女が喜んでいた。帰り道に息子が指定する和菓子屋にいきお団子を買う。

夕食時「パパ、社長とか部長になりたい?」と長女がきいてくる。

「ぜんぜんなりたくない」とこたえると、次女と一緒に「え?」と意外そうであった。

「社長になるなら、東京でなってる。」と理由を説明した。

「社長になったら、子どもとの時間よりも仕事が大事になるよ。家にも帰ってこない。そういう人生もある。でも、パパは子どもといたいから。いつか仕事人間に戻るけどね。」と付け加えた。

「おれらが大きくなったらか」と息子。彼はUターンの決意含め、そのあたりよくわかってくれているようだ。

「そうだな。」

仕事を軽んじているわけでは決してない。定年があって、そのあと毎日休みだなんてまっぴらごめんである。最後は両親のように自営業になって、人生最後まで求められ、仕事をしたい。そのためにも今こうして子どもと思う存分過ごしておかないと、むしろ踏ん切りがつかず、悔いが残る。とはいえ、子どもたちのおかげで、明日死んでも悔いはない。

 

息子が「連帯保証人」について話題にしたので「絶対になるな。遺言だと思え」と真剣にいう。

「もし、友だちが『なってくれなきゃ友人やめる』といったら、友だちをやめろ。」

息子も目つきがかわってきいている。いつか長女と次女にも説明してやってくれとお願いしておいた。

聞いてた次女が「それ、なあに」と息子に聞いてきたので、いま説明することになった。真面目に息子は説明するが、途中から次女は別の話題の話をしはじめた。

「いつか、わかるようになったらしてあげてな」とぼくから再度息子にお願い。

 

ちょんぼで職場を2往復するはめになり、4時間無駄にする。自転車で走る川沿いの満月と桜の風情ある景色が救いだった。車も人もほぼいなかった。

新世界

ご近所さんから「マスク大きくつくりすぎたので」とおすそ分けしてもらった。これで小顔にみえる。東京からオンライン飲み会に誘われる。家で酔っ払ってそのまま寝れて、経済的で、家庭への負荷もない。いいことづくめな気もする。新しいことが次々おこって少し楽しい。

上達

久しぶりにトランポリンに連れていったら、二人ともおのおのうまくなっててびっくりした。

4人しかいなくて、1時間半ぴょんぴょん跳び続けていた。体力ついた。跳んではぼくのところにきて、水筒の紅茶を飲んでまた跳びにいくの繰り返し。

息子は最上級生として学校にいき、入学式の準備をしてきた。新入生の黒板を彩る絵を書いてきたらしい。新しいクラスはいままで一緒になったことのない近所の友だちがちらほらいるようだ。特に誰かと一緒じゃなきゃだめだ、というのもなく、淡々としている。偏った人間関係だった気難しいぼくの少年時代とちがう。いいことだ。

夕日が今日もきれいでそれを子どもたちにいうと、ちょうど窓の外に雌のキジが歩いていたのを発見。歓声をあげてすぐにみんな家を飛び出して見にいくが、警戒心が強いのか足早に草むらにピピピっと走っていったそうだ。でもちょこちょこ最近みれてうれしい。ギーっという泣き声はしょっちゅう聞こえる。

先生からの「大きな木の下で」の絵と、長女宛ての「木の描き方」の二枚を額を買ってきて入れて長女とどこにしようかと相談しながら壁に飾る。とてもうれしい。

明日から新学期。

自然博士になる

今日も主に息子と過ごした。近くにある小さな博物館に久しぶりに行きたいというので連れていった。山間にポツンとある。空いてるだろうと思ったら本当にそのとおりで、ひと家族とすれ違ったのみ、あとは貸し切り状態だった。植物・動物・地質のそれぞれにクイズがあって、正解したら「博士」として名前が掲示されるゲームをみつけて、そこに同級生たちの名前もあるものだから触発されてやりはじめた。1時間くらいかけて展示をじっくりみながら答えて、無事博士になっていた。待ってるあいだ、ぼくも地元の地形やらじっくり知ることができて勉強になる。鴨の剥製があって、とっさにメルちゃんを思い出して頭を感慨深そうになでていた。いろんな理科の実験器具があったり、ペットボトルをつなげて空気圧とか渦巻を利用したおもしろ工作もあり、最近理科で勉強したことと関連づけて興味深そうにみていた。一般には地味な博物館だが、息子とぼくにはこのくらいには実に興味がそそられる、いい展示ばかりだ。展示室いっぱいの床に、3万分の1の航空写真で地元の地形図がきれいに貼られている。息子が「我が家はどこだ」と探し出し、てんで見当違いのところを最初は指していたが、やがて川を手がかりに最後はたどりついていた。

結局、クイズもあって閉館までいた。

玄関を出たところで、「楽しかったな」とぼく。

「うん」

「よかったな」

しばらくして、「父ちゃんも、楽しかったやろ」と息子。

ぼくが楽しかったどうかを気にしたのは初めてである。博士になるまでの間、待ちぼうけをさせていたのが気になっていたのかな。

「楽しかったよ」と答えると、少しほっとしたようすだった。本音である。確かに手持ち無沙汰にはなったが、図書室でそのおかげで、普段手にしない巨木図鑑とか「地質に関する資料本などをみてみた。開くと、自分の最近のトピックと関連があって、何かしら発見がある。例えば巨木は先生からの「大きな木の下で」の木は、どんな樹種かなと思いを馳せることができた。サクラか、クスノキか。ほかにも、普段見える山々は何山なのかを確認したり。その時間がなければ、興味がないと素通りしていた。息子と過ごすから、得られることもあるのだ。道中の桜と菜の花も満開で、実にきれいだった。

 

長女と次女は妻と、ママ友たちと少人数のお花見に行ってきた。楽しかったようだ。お風呂にいれて、寝かしつけはできた。次女のオデコが少し熱い気がしたので体温を妻に測ってもらうと36度台の平熱でほっとする。「しんどい?」と尋ねると「しんどいって、なあに?」と元気な声で返ってきた。

ここ2日は長女から英語の本を「読んで」とはいわれない。次女とずっとキャッキャ遊んでいる。楽しそうだ。お風呂では各々お尻にスーパーポールをはさんでは落とし、ゲラゲラ二人で笑っていた。

息子との一日

主に息子と過ごす週末。テニス教室、図書館、カレーの食べ放題、サッカー教室。いつもどおりの同伴ばかりの何気ない1日だが、もう来年にはなくなってしまう。サッカーまでの間、ご近所のバスケットゴールのあるおうちに遊びにいって、シュートをさせてもらっていると、小さな子をみつけて声をかけ、庭に置いてある滑り台とブランコ、もう我が子たちには小さくなったやつをやらせてあげている。

ぼくがバスケから帰ると、読書をしていた。少年陰陽師シリーズである。他にも実験教室シリーズなど、今日だけで図書館で借りた本は大半を読んでしまったらしい。ほかにもスクラッチを妻のパソコンでやったそうだ。これも図書館の「プログラミング教室」の本がきっかけでハマっている。

充実してたようで何よりである。「今日はぐっすり寝れるぞ」と23時過ぎに就寝。