ついに雪

「雪、うれしいけどいくのたいへん」(次女)

積雪した朝。気が重たそう。雪が降るのを夜は喜んでいたけど、いざ雪が積もり、吹雪いているなか学校に行くとなるとたいへんだったのを、昨日実感したようだ。

「手と足の先の感覚がなくなったよ」

あったかいおでんを食べながら「よくみんな今日学校いって帰ってきたね」とねぎらったら。

バス停で待ってる間。登下校だけで忍耐強さが鍛えられる。

学校行きたくない、と言わないだけでも褒めてあげたくなる。

組織の中でも耐え難きを耐え、忍び難きを忍べる大人になるのは、この厳しい冬の気候によるな のかもしれない。環境を自らが率先して変えようという気は起きない。逆らわずに、みんなで耐えて生きようという気になるのだろう。春は、必ず来るし。

白峰の「出作り」の話を先日読んだから、なおさら。冬を乗り越える人間のたくましさよ。