「チョウベン、ほしい」(長女)
久しぶりの乗馬から戻ってきたら。長いムチ。長鞭。
今日乗った馬は、強く蹴っても動こうとしない。普段のマイ鞭で叩いても反応しない。コーチから「これに代えて」とチョウベンを渡された。思いっきりそれで叩いて、蹴ったら動き出した。
「でもね、動き出して、歩いたり走ったりしたら、むっちゃ乗りやすいの。前乗ったやつもそうだった」
発見を興奮気味に話す。
重い組織も、動かすまでは大変だけど、ひとたび動き出したら安定して動く。良くも悪くも。そして、強い外圧がいる。
軽い組織は少しの刺激でも、柔軟かつ機敏に対応するが、フラジャイル。
馬も組織も同じようだ。世の常なのか。どっちも乗りこなせるようになってほしい。
チョウベンはどこに売っているのだろう。彼女が選びたいそうだ。高そうだな。