気遣い

朝、起きて次女に「おいで」というと妻の横から抜け出し、ぼくの布団にはいってくる。妻が一人になり寂しいだろうとぬいぐるみのみるくを妻にわたす気遣いをみせる。寝るとき。長女がぼくを寝床に「行こう」と誘う。ぼくがそのまま寝床についていけば次女が上で一人になる。

「いいよ、先にいってて」と上から声がする。

しばらしたら次女が寝床にやってきた。

朝起きて食卓にいくと、手紙がおいてあった。パパとママにむけたもの。「パパとママの子どもでよかった」といつもの感謝が書いてある。これを書いて遅くなったのか。テストを受けに行く車の中で二人だったので「ありがとう」と感謝を伝える。子どものときにきちんと子どもをする環境を与えること、親子の時間を過ごして家族像に信頼を与えること、それだけは親のつとめ。