「ねぇ、外で生きる動物とか、おうちどうしてるのかな?」(次女)
近くの山を二人で車で走っているとき。
「この辺にはクマすんでる?」と尋ねるので「住んでるよ」と応えたら。ちょうど目撃情報が多いところだ。
「ツバメの巣、保育園にあったでしょ。あれは泥とか枝を自分で運んでつくる。動物たちは自分で作るんだよね」
「動物たちは、お金ないよね」
「人間は、自分でできないからお金出してやってもらうのよ。動物はすごいよね、全部自分でやる」
「大工さんは自分でつくれるから、お金いらないの?」
「大工さんも、木を山で切ったりは自分ではできないだろうし、そこはだれかにお金払ってやってもらうのよ」
「大工さんが自分でやると、どのくらい安くなるの?」
「うーん、100万円のおうちなら、半分くらいかな」
「50万円だね」
応答を繰り返して、考えはどんどん進んでいく。大きくなったもんだ。