水泳のテスト

今日は次女がクロール25メートル、長女が50メートルの板キックが課題で、テストであった。長女はまっすぐ進み、難なく1分を切ってあっさり合格。

次女はコーチから指導されたのだろう、丁寧に左右の腕を順番に伸ばしながら回している。その仕草が彼女の几帳面さとまじめさが現れていていとおしい。でも腕に気を回しすぎてバタ足がきちんとできおらず、身体は曲がり、まっすぐ進めていない。結果は伴わないだろう。一生懸命やった分、あとで傷つくのがわかるから胸がキュンとなる。

案の定、家に帰ってきてから泣いていた。

息子も何度も落ちたけど続けてがんばっていたこと、合格するのが目的じゃなくて、ちゃんと泳げるようになることが目的だということを抱きしめながら話して励ます。自分の中で消化できたのか、涙も止まる。

次女は今日保育園で自然体験教室だった。はりきっていた。雪山にいって、何度もソリを滑ったそうだ。プラネタリウムも行った。

お迎えのとき、「きっと疲れているとおもいます」とリュウ先生。これから水泳のテストだ伝えると「それはたいへんだ」と笑っていた。

「表現会終わってから、卒園まですぐなんですよ。だから思いっきり遊ぼうとおもっています。」とのこと。ありがたい。

「もう寝るね、おやすみ。また明日ね。」

いつになく一番先に妻がいる寝床にいこうとする。

「また明日ね。」という言葉を足すところが彼女らしい。

そのあと、長女が「一緒に寝よう」と誘われ、一緒に寝床にいく。次女はもう寝付いていた。長女の手を握るともうすっかりお姉ちゃんのしっかりした手だ。次女も、2年後にはこのサイズになる。

「一緒に寝よう」といってくれるのも、もうしばらくなのだろう。そのあとは頼んでも叶わない。いまのうちにたくさんしておくんだ。