しりとり

朝、寝床で起きたての長女から「しりとりしよう」と言われてやりはじめる。

語彙も増えた長女とはふつうにずっと続く。横で聞いていた次女が「わたしもやる」ということで途中から入るけど、次女はまだおぼつかない。「り」からはじめなきゃいけないのに、「おしり」とかいったりする。「ち」から始めるとき、考えて「ちんちん」といったり、「れ」のとき、わからないといっているから「ほら、キッチンにいったらさ、あるじゃん」とヒントを出してあげると「レモン!」と元気よくこたえたり。長女も一緒にヒントを出しながら笑っている。

単なるしりとりが、彼女の存在で一気にエキサイティングなものになる。