長男が友達からもらってきたクワガタとカブトムシ、どちらもオスのうち、クワガタがいつのまにかいなくなっている。虫カゴの中の木屑を掘り返しても、いない。
心あたりはあるようで、こないだ遊びにきた友達に見せたとき、しばらく虫カゴの蓋を開けっ放しにしてたらしい。ありゃま〜これは取り乱すかな。
残念そうで寂しそう。
だけど、「クワガタにとってはね、そのほうがよかったかもね」という。
「外にいってね、好きなところいってね、メスと会って、卵産んだらね、また来年子どもが出てくるかもだしね」
この夏になって、バッタとかカマキリとか、虫を捕まえても、すぐ逃がしてあげられるようになった。いつくしむという気持ちが芽生えたね。
食卓で、葉っぱも、命やろ。牛乳も、命やろと「命探し」をやっている。
石は?石は命じゃないなというと、「なんで?何が違うん?」
う〜ん。命あるものって、自分で大きくなったり、子ども増やしたりできるよね。でも、ウイルスとか、命あるかんじしないし。火やガン細胞も、そうっちゃそうだしなぁ。なかなかスパっとなかなかいえないなぁ。最近の質問、むずかしくなってきたなぁ。