宝くじの誘惑とバレエ

長女がバレエを習いたいと言い出した。踊りたいわけではなく、いとこのおねえちゃんが発表会で着てた衣装の写真をみて、あれを着たいから、だそうだ。

できるなら、そりゃ習わせてあげたいし、発表会、父ちゃんもみたい。が、現在の我が家にバレエを習わせる余裕はない。苦虫を噛んだような複雑な顔をしていると、妻が気をきかして、「6歳になったらはじめようか。それまでにはパパ、がんばってるだろうから」といって、その場を凌いだ。長女も空気を読んだ感あり、抵抗せず。以来、長女は早く6歳になりたいな〜。パパ、それまでにがんばるんでしょ〜、がんばってね〜が口癖になっている。

お金のやりくりが苦しくなると、これまでギャンブルのたぐいはまったくの自分だけど、AEONの横にあるNUMBERSとかLOTOの誘惑に狩られる。おばちゃんが、今日大安吉日だよ、とかいわれて、ついついLOTO7を買ってみた。ン億円が1位らしい。平凡だろうけど、家族の誕生日くらいしか思いつかないので、それにした。300円。マークシートで簡単。

ほのかな期待をしてしまう自分。もちろん結果はかすりもしていない。

パンフレットをみたら、1位の確率が一番高いNUMBERS3でも、1/1000の確率だそうだ。あたると9万円。

もし、サイコロがあって、出る数字をいって、当たるとうれしい。でも、多分あたらないだろうな、と思ってる自分がいる。

一方、LOTO7は1位は約1千万分の1らしい。当たるかもしれない、と思った自分がいる。

6面体でさえ自信がないのに、1千万面体(実際つくれるかしらんけど)では希望をもっちゃった。おそろしいわぁ。同じ人間だとおもえんわぁ。やっぱりやめとこ。

 

バレエかぁ〜。