開店

最近、長女がコーヒーを朝入れてくれるようになった。ぼくがやっているのをそのまま真似て、カップにいれて、コースターとともに席までもってきてくれる。おもわず「お金払うわ、コーヒー屋さん」といってしまい、一杯30円ということになった。息子のマッサージは50円が基本料金。

お風呂洗ったり、お皿洗ったりするのにもお金を払うからやって、という流れに自ずと話は進展するが、それは家の手伝いでまた別の話。家の手伝いにはお金を払わない。家事はみんながもともとやるべきだし、なんでもお金をもらわないとしない子にはなってほしくないから。これは母のポリシーであった。それは踏襲しつつ、完全にパパのためのサービスにはお金を払ってもよかろうと線引きしている。

次女がうらやましそうにみていたので、何か考えてあげないと。

彼女も今朝、起きてきたぼくにメガネを寝床からとってきてくれたり、電話を持ってきてくれたり、何も言わずに実に気が利くこと進んでしてくるようになった。父親冥利につきる朝。