もくもくの時間

息子が卒園した保育園時代の先生と当時の友だちたちと、バーベキュー。

先生がとってきてくれた朴葉で肉を巻いて焼く。だまされたとおもってたべてみろというやつで、どこの料亭ですかというような味の深み。食べ過ぎた。
米を炊くのも飯盒炊飯やら土を掘ってつくった窯に釜をおいて。枝や薪をくべつつうちわでひたすら、たたもくもくと扇ぐ。安定した火力を焚き火でつくるのがいかに困難か実感。家のコンロのありがたみ。
男の子たちは相撲をし、女の子たちは傘で隠れ家をつくってお話してるもよう。
 
その後、新しい映像プロジェクトの顔合わせ。
徒歩で1時間半かけて帰宅すると4時半。空は白々と。歩きながら寝そうになった、というか寝てた。初めての経験。でも、おかげで翌日いい企画が思い浮かぶ。
 
うちわも、徒歩も、家の庭の草むしりも、皿洗いも、洗濯も、掃除も。ただもくもくとやることが増えた。
むかしから、もちろん得意でもなく、自分がムダにおもって避けてたこと。
でもそういう時間のご利益も、最近気づけたような。
 
家事とか育児とか、手を動かしたり、身体を動かしながら、机やパソコンにむかって意識的な思考ばかり詰め込むのではなく、一見頭をつかわない、無駄のような、余白のような時間をつくると、なんかひょいってアイデアかでたり、あれはこういうこと整理される瞬間が頻繁にくるようになった気がする。
 
意識的に無意識を活用するというか、非効率を無駄とみなさないことが、結果効率的になるというか。
 
なんかそのあたり、研究してるひといたりひないかなー。