スラムダンク

「パパ、仙道みたいな髪型だね」(長女)

スラムダンクを読みふけっている彼女。心に残るシーンは熱いバスケの試合の場面ではなく、緊張と緩和の緩和の部分、おちゃらけた笑いを誘うほっこりする細部のようだ。どれもぼくは知っているから話が弾む。楽しい時間である。

「どの人がかっこいい?」

「どの人もかっこよくない」

流川とか藤真とかいうのかなとおもったら、意外であった。そういう視点ではみていないのか、時代や環境が違いすぎるのか、大人すぎるのか。ゲラゲラ「こんな人たちもいるのだな」と楽しんでいるようだ。

安西先生のシュート、すごい」と安西先生には眼をキラキラさせていた。