お風呂で。
長女が「今日、いのちについて考えたよ」と授業の報告。
いのちのあるもの、を挙げていったらしい。人間、動物、他には植物。
「いのちのあるやつって、動くよ。」
横にいた次女が「木って、動かないでしょ。」と素直な反応。
ゆっくり大きくなったり、動いていることを説明する。
「じゃ、自動車は?動くでしょ。」
不意をつかれて「わからない。」と長女。
話は変わって、「木も、枯れたら死ぬよ。そしたら、動かなくなる。」
「じゃ、枯れた木が風に吹かれて動いたら、これは生きてる?」
「わからない。」
我ながら性格わるい質問ばかりしてしまうが、その「わからない。」という小学校1年生の実に素直なリアクションが正解だとおもう。
いのちって、考えだしたら大人だってよくわかんない。「やがて死が訪れるもの」という気もするけど、んじゃ「死」ってなんだとなるわけで、裏返しでしかない。
むしろ、種をもち(コピーではない)、個体を増やすことができるもの、とかはどうだろう。
ネットのウイルス。これはじゃあいのちがあるのか。いやない。だって種がないもの。