子ども3人とお風呂に入ると、おのおの大きくなって全員入ると浴槽が芋洗い状態でパンパン、というかキャパオーバーになってきた。パパがいるせいだということで、「出て欲しいひと〜」と聞くと正直な長女と次女は手を上げた。
「パパ出ると、お湯減るぞ」というと息子から「お湯は減らない。水位が下がるだけだ」と的確な指摘。「でも身体についている分は少し外に出るか」とこれまた細かいご指摘。
「パパ、体長どのくらい?」と次女。
「身長だよ」と長女。
「動物のときは体長っていうんだよ。パパ、動物なんだね」と説明したら長女は笑う。
いちおう体長190センチと答えましたよ。
こないだ食べたイノシシの肉が美味しかったねといいあう。ジビエは野山の天然のものしか食べてないから、とてもヘルシーな肉なのだそうだ。
「イノシシとブタって、似てるよ」とまた次女が付け加える。
「そう?」
「うん、鼻とか目とかそっくり。」
次女と長女でうなずきあっていた。
息子は洗い場で身体を真横にして寝転がり、水道の蛇口のカランの真下に頭を入れて髪を洗っている。
「なんでシャワーを使わない」と尋ねると、
「この一直線で束になって出てくるのがいいんだ」とのこと。