きりかえ

アンちゃんとの別れで、泣いたのは次女であった。もうそれはそれは号泣で、車を追いかける勢いで、ずっと大声で泣いていた。たしかにアンちゃんと一緒のときの次女は親といるより大人しく、甘えんぼうで、穏やかだった。ぼくより、ワガママを受け止めたり流したりの返しがうまいとおもうことが何度もあった。

長女は別れをどこかで受け入れたようで、別れ際は泣かなかったそうだ。

いずれにせよ、ピュアでひたむきで面倒見がよく、家事をしてくれるアンちゃんを家族全員が大好きになった数日間であった。

次女は保育園へ送る車の中で少し切り替えられたようだ。でも保育園での別れ際にまた悲しくなっている。先生にお伝えして、あまやかしてもらう。

アンちゃん

ベトナムから大学生の女の子、アンちゃんがホームスティに来てくれてる。我が子たちをすごく可愛がってくれ、お皿洗いも厭わずしてくれて、親も大助かり。

長女も次女も離れない。あと一日あるのに、長女はもう別れを想像して泣きそうになっている。この子たち、愛が深い。愛への信頼がある。いいことだ。普段からたくさん注いでいるからね。

成長

園庭で走る姿みて、スラっとしてきて、ほんとお姉さんになってきたなと。次女の成長めざましい。赤ちゃんのとき、お腹も出てゴロンとしてた子がね。一番下なのでつい小さいという思い込みで見てるけど、どんどん変わってるんだな

えんま

次女と。

「ねぇ、閻魔さまって、ずーっと生きてるの?」

「死んだら交代するんじゃないかな。閻魔さまって、どっちいくんだろうね。」

「天国だよ。だってえらいもん」

「偉くても、悪いことする人はいるよ」

現実を教えてしまった。

いい人だから偉くなる。そういう世界を当たり前とおもってたとしたら、それは素敵なことだな。

にしても、ちょいちょい閻魔が出てくる。相当インパクトあるキャラなんだろう。

 

よってきた

今日庭に出してたメルが、ぼくの顔みたら、向かいの空き地にいたのだけど、道渡ってこっちにペタペタ歩いてきて、家に入った。しみじみ。お腹すいてるだけだろうけど、進歩である。一番ウンチの処理してるしな。

修羅場

妻が倒れ、ぼくが手が離せない今週は修羅場だ。子どもたちには申し訳ないことになっているが、乗り越えたら、大盤振る舞いしよう。しかし、保育士の休めなさは、深刻な問題だとおもう。泊給で、休めない。責任は重い。どれだけ子どもが好きでも、小さな我が子もいればなおさら、続けられない。無償化もいいかもしれないが、優先すべきはそこじゃない。怒りが込みあげてくる。