鈴虫

「ねえ、あんなに鳴いてて、喉かわかないのかな」(長女)

寝床で。鈴虫の声を聞きながら。「あー面白い虫の声」の秋の夜長を歌ってくれる。今月の歌らしい。今日は寝る前に珍しくおしゃべりで、寝る前にいろいろお話してくれる。1年生の参観日のときのこと、明日はテスト3枚もあること、図書室で「こんがらがっち」が出てくる本を借りたこと。その本の扉はこんがらがっちが名前の由来を説明するところから始まって、家にある本と同じだったこと。ふんふんうなずいて聞いていると、深い息をして寝付いた。

運動会の徒競走はスタートが失敗して2位だったそうだ。3人抜かしたけどあと1歩とどかなかったそう。悔しさは自分の中で処理できたみたい。

「今日本番の感じがしなかった。だって見てる人、いないんだもん。」