病床の感激

風邪ではなれで寝込んでいるかたわら、BBQに出かける妻と子どもたち。

長女がはなれに来て、「大丈夫?バイバイいってくるね、大好きよ」と声をかけてくれた。そのときに、はなれの土間にあったぼくの下足をみて、そっとぼくが寝ている布団のそばに揃えて置き直してくれた。ぼくが起きたとき、履きやすくするために。なんという心配り。この子と結婚できる男は幸せだな。

帰ってきて、今度は次女。はなれから母屋におんぶで運んでほしいというからやってあげる。母屋の階段で、いつもはいうことのない「もういい、ここで降りる」。

降ろさず昇り続けると「大丈夫?つらいでしょ」とこれまた涙ちょちょぎれる気遣い発言。

二人とも自然とそんな優しさを見せるようになってくれて、パパは胸がいっぱいだ。病気にかかるのもいいものだ。