コナンとペットボトル

長女がダイニングテーブルにあったぼくが飲み終わった500ミリリットルのコーラをキッチンに持っていって、ラベルを剥がしてゴミ箱に捨て、水でゆすっている。

「ありがとう」とお礼をいうと「ちがう。これがやりたい」という返事。

水を満タンに入れて、またダイニングに行き、本にペットボトルをかざしたり、自分の目元に近づけたり覗き込んでいる。大きな見えるのが楽しいらしい。

「理科で習ったの?」

「ちがう」

次女もその様子をみて「ほんとだね」とうれしそう。コナンの本にあったやつらしい。