スイミングのバス

家の前にバスが停まる。バスから降りてくる。ドアは向こう側にあるから次女の姿はまだみえない。バスが走り去る。次女が立っている。ぼくの好きな風景である。やがてこっちにむかってきて抱きしめる。ひとりですっかりスイミングをバスで通えるようになった。学校も学童もスイミングも楽しいらしい。親はその言葉が聞けるだけで十分である。来週テストだそうだ。