わからない

「わからない」ということは、とてもいいことで、歓迎するべきことなんだ。

脳みそがチギレて、フレッシュな細胞ができて、世界が広がる。

わからない=学力がない、とみなすのは、よくない。

歳を重ねるほど、オッサンは特に耳が小さく、遠くなる。周りの声が聞こえなくなって、考え方が固定し、変えられなく。余計なプライドも邪魔し始める。

ぼくが尊敬するご年配の方はみな、若い声に耳を傾けて、それを糧に新しい発想を得て、仕事に活かしているということに気づく。脳がアップデートしつづけているかんじだ。なかなかできることじゃない。でもだからそこ、何歳になっても社会から必要とされ、多くの人たちから慕われる偉大な存在なのだろう。若いままなのだ。

子どもたちはわからないことばかりだ。わからないことがみつかったら、新しい世界への扉が開くいいきっかけなんだというつもりで接しなけれればいけない。