豪雪地帯の生産性

豪雪の影響は大きくて、3日連続休校になったり、道は細くなって車もスタックして渋滞が起こったり、普段どおりの生活はできない日々が続いている。雪すかし、雪おろしのしすぎで身体もオーバーヒートしたのだろう、情けないことにぼくもダウン。妻が食事の準備を肩代わりしてくれたけど、彼女もインフルBであることが判明。老々介護による共倒れみたいになっている。3人の子どもたちが元気ハツラツなのは救い。

妻がふと、「東京ってさ、こうして私たちが雪すかししている間も自分たちのために時間を使って、仕事進めたりしているかとおもうと、そりゃ差をつけられるよね。」とポロっとつぶやく。なるほど、雪国って生産性が低くなるハンデキャップをもっているのか。雪のおかげで多くの店は客足が遠のくし、除雪車JAFくらいしか潤っていない。一方で、駒大苫小牧や星稜がそれぞれ野球の、サッカーの全国屈指の名門校になったように、雪国でもハンデを乗り越えて強くなった例もあるぞ。

ポジティブにとらえていけば道は拓けるものなのだろう。幸い、ぼくら夫婦は雪すかしは嫌いじゃない。あのモクモクと身体を動かす時間にいろいろ頭がスッキリする。仕事が効率的になって、はかどることにもつながる側面もある気がする。