剪定

中庭の我が家のシンボル、もみじが急に元気がなくなり、思い切って剪定。続く暑さのせいか、害虫のせいか、葉っぱがくしゃくしゃに干からびたように葉脈だけになっている。元気な葉がでてる枝だけを残して、あとは思い切ってバッサリ落とす。元の1/5くらいにスカスカになってしまった。切った枝にはまだ生命力が少し残っていて、まだしなるものの、力を込めると乾いた音とともにバキっと折れる。

瀕死であることがわかり、申し訳ない気持ちでいっぱいになる。

剪定しながら、これでまた元気になってほしいと望みを込める。にしても、この作業、どこで止めたらいいかわからない。無心になって際限なくどんどんやってしまう。枝の先にかろうじて、まだ赤い若い葉っぱが残っている。こいつらが希望だ。

剪定は反省しつつ、悲しみを希望に変える前向き作業のようだ。水もたっぷりあげた。どうにか元気になってほしい。