「次は、シャツね」 ぼくがそういう寝言を言っていたと、次女が教えてくれた。
四代目メルが来て、長女が三代目メルの骨壷の前に手紙を書いた。三代目が寂しい思いをしているのではないかという配慮と、自分は三代目を忘れていないという気持ちからだろう。感心する。内容はしかも、マルがメルを追っかけたり、怖がらせたりして困ってい…
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