放課後テニス

昨日の息子は忙しくて、学校おわって、公文にいってテニスの振り替え。公文で降ろすとき、お腹が減った、テニスもあるのと珍しく消極的。家で休む時間がほしいと。家に寄る時間はない。言葉少なくテンションが低い。昼休みサッカーを沢山したり、疲れているようす。

公文終わったらバナナ持ってくるからと慰めて公文にむりやり行かせて、その間に夕食の親子丼の具材をスーパーで買って、長女と次女を迎えに行く。数分でも遅れたらテニスに間に合わない、針で糸をとおすような流れ。

公文で長男を回収、長女を送る。

先生が少し当惑した顔をしていて、なんでかなとおもったら、公文に着くなり、息子は机につっぷして寝たらしい。のぞくと、全身の力がぬけて熟睡しておる。

「まだ、寝かしときます?」と優しい先生はいってくれるが、テニスが15分後からはじまるので起こしてもらうことにする。10回くらいよびかけて、ようやく反応する。深い眠りにいたのだろう。まわりの小学生たちが「どうしたどうした」と野次馬になる。「来なくていいから」と先生が混乱を落ち着かせる。

起きた息子はしばらくここはどこ、わたしはだれ、といった顔。眼が真っ赤である。

「ねむい〜」を連発しながら13分後にはテニスコートに立っているとは想像できない足取りで公文を出る。

車に戻る。次女はお利口に待っていた、があとあとおそらくこの間にオモラシしたであろうことがテニスの駐車場で判明。

テニスまでの車のなかで励ましながらバナナを2本、福島県のおみやげのお菓子を与えながらなんとか気力を元にもっていく。信号待ちの間に着替えさせる。いつもと違うハーフパンツをもってきてしまって、またテンションが下がっている。

一連のやりとりを次女はおとなしく後部座席からみながら、兄と同じ分だけバナナとお菓子を食べる。

なんとかテニスに着く直前で普段の息子に戻り、なんとかテニスもこなした。

帰り道、金曜日のテニスは子どもの数も少なくていっぱいできるからいいんじゃないの、というと顔がひきつって「いやや、疲れるもん」ときっぱり否定。

長女は相変わらず公文が楽しいらしくて進みが早い。お兄ちゃんが起こされているくだりをママに報告。

今朝もテニスに来ている。足はやっぱり今日の方が動いている。

学校でどんだけ遊んどるんやろ、この子。いいことやけど。