若さと老い

若い人と老いている人のちがい。必ずしも年齢ではない。一緒にいて、元気が湧いてくるひと。その人は若い。一緒にいて、生気が吸い取られる気がする人。その人は老いている。ある時点で、生きながらえるために生気を吸い取る。組織も、そうだ。若い組織にいると、生き生きして元気が湧いてくる。老いた組織は、その逆。そして悪循環だ。生気をとられた若い人は、ほかから生気を奪おうとする。ぼくが仕事から帰ってきて、疲弊しているのは、そのあたりからくる。随分、生気がなくなった。でも他の方から吸い取るのはしのびない。空っぽになる。その分、悟った感はある。これからの日本は、年はとっていても若い人をいかに増やせるか、が大事。なるべく我が子たちには、「若い人」と一緒にいて、「若い組織」にいてほしい。たとえ高齢でも「若い人」はどんな人か。パパが尊敬する方々の話は我が子たちにしている。その方々が、お手本。その方々はいろいろ「やってもらっている」のではなく、必ず自分からいろいろ「やっている」。