2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

息子の姿

もうちょっと先だとおもっていたが、息子が家にいるとき、はなれで時間の大半を過ごすことになったので、去年の今ごろのように、食卓で本を積み上げて読んでいる姿がなくなった。もう戻ることはないだろう。あんなに毎週楽しみにしていた図書館も、行かなく…

マッチング理論

マッチング理論とマーケットデザインについて学び、対談させていただく機会があった。 世界はもっとよくなるという前向きな実感をもてた。なるほどデジタル技術や経済理論に裏打ちされたアルゴリズムを活用すると、より丁寧に人間の気持ちに寄り添うことがで…

読書めも〜『Who Gets What〜マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学』

<Who Gets What〜マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学/アルビン・E・ロス著、櫻井祐子訳/日本経済新聞出版社/2016> ・ユダヤ口伝律法『タルムード』創造主は万物をつくったあとは、「縁結び」をしているといった。求愛と選別。・「ともに…

スイミング

娘たちが今週スイミング教室で、どちらもテストに合格していた。次女は4級、長女はついに1級になった。はじめてから1年。たいしたものだ。長女はこれからも続けるらしい。

さぬきうどん

娘たちをさぬきうどんに連れて行った。次女はメニューをみながら「下の段の右から二個目」を頼めという。釜玉うどんということになる。長女は温玉ぶっかけ、今回からは中サイズにするという。ぼくはどうせ残すだろうと、小にする。 それを告げて彼女たちは先…

バブ

お風呂にバブを入れるのが楽しいらしい。娘ふたりで取り合いながらシュワシュワとける様子をじっくり観察している。ラベンダーの香りのやつがお気に入りだそうだ。かわりばんこに手のひらに乗せるのだが、自分のほうが短い時間で次に譲ることになったとか次…

「ねぇ、鐘ついたことある?」(長女) 昼間の雑談。食卓で。長女が「お経みたいにしゃべってあげる」といいだす。ぼくがキミョウムリョウの冒頭をいうと本物だと喜ぶ。 「だれからならったん?」 「おじいちゃん。お坊さんだったんだよ」 そこで上の質問。 「…

メダカ

姉妹でメダカの水槽を掃除してあげて、今回から砂利を下に敷き詰めた。息子が「掃除大変そうだね」と見ながらつぶやく。でも一気に住処として感じがでた。ときどき砂利をツンツンなにかついばんでいる。 娘たちがドライヤーをかけるときに目の前に水槽がある…

父子

息子とは主に「いってらっしゃいとおかえり」だけの関係になっている。あとは叱る時くらい。この年頃の父子なんてそんなもんだろう。部活やら自転車やらで家にまりいない。ワクチン1回目はほぼ副反応がなく練習をフルにこなしたようだ。大きくなったイチジク…

キムタク

三連休の思い出は娘たちと3人で『マスカレードホテル』を観たこと。ぼくが寝そべって彼女たちがおいかぶさったり、寄りかかってくる。ライオンの家族みたいな態勢だ。 キムタク、は彼女たちにもかっこいいらしい。ほれぼれみている。むかし、日本橋に住んで…

置き手紙

バスケから帰ってきたら、玄関ドアに次女から「だいすき。ごはんいっしょにたべたかった」とメッセージが貼ってある。彼女の顔の絵とともに。次女はいまや最もぼくの気持ちを一番察してくれる存在になった。たとえば長女が家のBGMを急に変えようとするときも…

ふと

こっち帰ってきて8年半。もし、「一番身についたものは何ですか?」と尋ねられたら、「あきらめることです」となる。いろいろほかにもあるけど。それでいいのだろう。無心に近づいているとおもうようにする。鈴木大拙さんの。

ランとカモ

娘たちと妻とランニングにいった。2km。家から保育園の先の突き当りまで。長女も次女も14分で走りきった。最後はラストスパートの力も残っていた。長女のラストスパートに、次女も泣きながら必死で背中を追っていた。あまり差はなかった。2分ほど遅れ…

ブレボー

おくらばせながら、次女の7歳の誕生日プレゼントは自分の「ブレボー」に決まった。乗りこなしたいらしい。おめでとう。

スイミングのバス

家の前にバスが停まる。バスから降りてくる。ドアは向こう側にあるから次女の姿はまだみえない。バスが走り去る。次女が立っている。ぼくの好きな風景である。やがてこっちにむかってきて抱きしめる。ひとりですっかりスイミングをバスで通えるようになった…

前回り

長女がトランポリンで初めて前回りが成功したそうだ。今週は週に2回いった。トランポリンづいてきた。同級生でもっと上手な子がいるらしい。他の習い事をやめて、もっとトランポリンの回数を増やしてもいいくらいという。楽しいのだろう。 「あぶなくなかっ…

ワクチン

「注射、いたい?」(息子) 夕食のとき。ぼくは横で仕事をしている。明日、息子は1回目を摂取する。ファイザー製のもの。同級生の何人かは先に摂取していて、やはり腕を痛がっていたようだ。 「こわい」 いいにくそうな表情で、本音を口にする。 「じゃ、…

ライセンス

「プリキュアって、なんでいろいろあるの?」(次女) 朝、パジャマを着替えながら。パジャマのプリキュアの絵が、最近のとちがう。毎年違ったほうが、売れてうれしいから。 「パジャマ作ってる会社と、アニメ作ってる会社って、同じ?」 するどい。ライセンス…

設計者

「図書館、なんでチバせんせいじゃないの?」(長女) お風呂あがりに。パパががんばっている図書館の設計者について。話せば長いし涙がとまらなくなる質問。いまはどんなカタチなんだ、チバせんせいのは丸いのか、どんなカタチだったんだなど。するどくつっ…

血管

「パパの血管、なんで太いの?」(長女) 夜家に帰ってきたら。歯を磨きながら。 「ぷにぷにしてるでしょ」 「うん。それさわってたら、わたし5秒で寝れるよ」

鮨デビュー

急に涼しくなった。息子がはなれを自分の部屋にした。窓を閉めないと朝は寒くなったそうだ。秋だ。 この夏の息子に関わる思い出は、一番は昔からの行きつけのお鮨屋さんにデビューさせたことだろう。娘二人がお泊り保育の日に、妻と3人で行った。中学生にな…

日々是好日

娘たちと映画『日々是好日』を観る。娘たちも興味を持つのでは、と思ったらやはり当たりであった。どのシーンも食いついてみている。パパも二回目だけど娘たちのリアクションを見ながら、会話しながらはとても楽しい。やはり好きな映画だ。娘に優しいお父さ…

乙武さん

「五体不満足、面白いわ」(息子) 学校の教室にあって、読んだらしい。書いてあった内容を夕食時に話をしてくれる。娘たちも興味深々。 妻も読みたいから借りてきてと頼まれ、初版本を図書館で借りてくる。長女も挑戦するが、漢字が難しかったららしい。

長女とふたり

長女と家でふたりで過ごすと、コーヒー入れてくれたり、背中踏んでくれたり、一緒にハイビスカスの水をあげたり、洗濯物たたんでくれたり、おしゃべりしたり、とにかく頼もしくて、こちらの気持ちを先回りしていろいろやってくれるし、とにかく穏やかで幸せ…

ハワイ

「明日死ぬとしたら、何したい?」(長女) 妻に。朝ごはんのとき。 「家族で一緒にいる」 「わたし、ハワイ行きたい」 「次の日にはつかないね」 「でも近づいてるって」 横から次女が割り込む。 「わたし、まだハワイいってない」 クレームである。 「いつか…

サンタ

「ねぇ、サンタさんって、ほんとうにいるの?パパなの?」 「防犯カメラ、かわないの?」 次女。昼間食卓で。 子どもたちが寝てる間にきても、防犯カメラに映るだろうと。 「まだずっと先かもしれないけど、地球がなくなったら、人間ってみんな死ぬの?」 ド…

得意な漢字

「パパの小さい頃に一番得意な漢字なんだった?ひらがなは?」 「大人の人間の血管を全部つなげたら、どのくらいの距離でしょう?」 「メルちゃんいまごろ、飛んでるかな」 今日空にキジが飛んでいくところをみんなでみた。ギーギー鳴きながら。あれはきっと…

週末

昨日も今日も、何人も息子の友だちが家にきて、息子を呼びにきてくれる。ありがたい。青春時代に友だちが多いというのは何よりだ。一番大事なことかもしれない。

二学期

娘たちの二学期初めの日はどちらも楽しかったそうだ。長女のクラスは驚くほど静かだったらしい。スイミングに保育園の親友が今月から習い始めて再会してバスも一緒で満足気だった。次女はゾーエトロープ、こないだの映画教室で習った動く絵仕掛けを工作に持…

骨と太陽

「ねぇ、骨ないとどうなる?」 「蛇って、骨あるのかな」 「骨があるから、立てるの?」 「太陽って、中どうなってるのかな、なんで落ちないの?」 「雲って、なんで落ちないの?」 「宇宙行く人って、空気どうするの?」 「ボンベの空気なくなったらどうす…