2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

梅ジュース

「梅ジュースつくってあげる。」 次女が仕込んだ梅シロップの瓶。長女のものと区別するために、おのおの、かわいい目印のメンディングテープが蓋に貼ってある。 それをパパに作ってあげると瓶を持ち出させ、コップに入れて水で割って薄めてかき混ぜる一連の…

過保護

「ねえなんで、人間の髪はすぐ渇くのに、メルの毛はかわかないの?」(次女) 娘二人とメルをお風呂にいれて、一緒に上がる。ビショビショのメルをドライヤーで乾かしていたときに。ぼくが膝の上に乗せて、左手でメルを包みながら、右手でドライヤーを持って…

ドラムとチア

「ドラムって楽しそう」と息子がいいはじめた。youtubeで『前前々世』のPVをみて、そう思ったそうだ。 「父ちゃんも、ドラムいいなと思ったことある。できたら楽しそうだな」と返す。ぼくは音楽はカラキシだから、その分、そういう興味の芽は大事にしてあげ…

ひょうたん

「ひょうたんって、あの水筒みたいなやつやよね?」(息子) 新聞読みながら。木の実なんだねと驚いていた。どんな記事なんだろう。 Kindleで偉人の失敗列伝を楽しそうによみ、音読して共有してくれた。アインシュタイン、ピカソ、野口英世、ウォルト・ディ…

アイロン時間

「ねえ、こういうピンとしたものにして。」 長女から頼まれて、アイロンで彼女が学校にもっていくお気に入りのハンカチをきれいにする。角が揃って、折り目もきちっとついたやつが隣にあって、それと同じようにしてほしいという。クシャクシャのハンカチをも…

最近聞いてなかったので、娘たちに聞いてみたら、長女は「動物のお医者さん」に、次女は「キャビンアテンダント」になりたいそうだ。獣医さんなら北海道大学だなと進めると、長女は「北海道は大きなクマがいるからいやだ」と拒絶。獣医になりたくても、大き…

なま板

「なんで、まな板って、なま板じゃないの?」(息子) 「まないた」で変換すると、たしかに「生板」と出てくる。

特技

長女はにらめっこが強い。道場破りのように、家族の一人ひとりにタイマンを申し込み、倒していく。いわゆる変顔というやつだが、何の変哲もない素の普通の顔からいきなりする「間」と、バリエーションの豊富さが強みの秘訣のようだ。特に息子が負けじと頑張…

下校時に

長女の学校から歩いて家にかってくるまでにあったエピソード。 「ねえ、今日びっくりすることがあってん。そしたらパトカーが横を通っていったから、こうやったら、こう返してくれてんよ。」 「こう」とは、敬礼のポーズである。とてもうれしかったようだ。…

夏庭とツボツボ

庭の二十日大根がほんとうに二十日くらいでできて、ポン酢で食べた。実においしい。朝顔もツルがついに出てきた。プチトマトも熟れてきてもうすぐ食べられそうである。ズッキーニは細いまんまだ。 長女の口から聞きなれない友だちの名前を聞くようになった。…

背中踏み

「最近、遅いね」と息子。家に帰ると息子だけが起きて宿題をやっている。お風呂にメルを入れる。産毛をドライヤーで乾かしてやる。寝る前に背中を踏んでもらう。疲れていたのか、いつも以上に背骨がポキポキなる。「10回もなった」と喜んでいる。もう完全…

カモシカとクマ

「ねえ、いま外国は、夜?」 「ねえ、太陽はなんで熱いの?」 「ねえ、カモシカとクマって、競争したらどっちが早いん?」 「ねえ、この花に水あげてる人、いるの?土、下にあるの?」 次女。今週は毎日帰りが遅くて、夜ゴハンを一緒に食べられていない。よ…

テストに出るか

「日本で一番大きな砂漠って、鳥取砂丘じゃないの?」(息子) 青森に、あるらしい。小説に出てきたとか。 小説だからウソなんじゃないの、といぶかしんだが、iPadで調べたら、本当にあるらしい。自衛隊の基地だから、一般公開されていないのだとか。猿ヶ森…

10年後

夏日のような快晴の一日。父の日で部分日食があった日。朝から娘二人がそれぞれぼくの絵をかいてくれて「ありがとう」を伝えてくれる。ずいぶん上手になった。 ご近所さんの家でバーベキュー。タレから仕込んだ炭火焼き鳥、房総のハマグリ、ジビエのイノシシ…

ぴよぴよ

我が家に赤ちゃん鴨がやってきた。名前はメルミという。毎日家族全員でかわいがっているわけであるが、最初は次女はかわいいものの、くちばしの機敏な動きが怖くてさわれない。息子や長女が膝に乗っけてるのを、おそるおそる指で撫でる程度だった。 それが1…

見立て

「ねぇ、この電気、一つずつ、点くの?」(次女) 寝床で寝かしつけのとき。寝床は壁も天井も群青色である。それが空にみえるという。 天井に埋め込まれたダウンライトの照明が二つ。それが点いていれば太陽、消えていれば月なのだという。素直な見立て。い…

朝どれ

「ねえ、鼻に水入ったら、痛いでしょ。でもなんで、鼻水は痛くないの?」(次女) 風呂上がりに身体を拭いてあげてから、洗面所でぼくが鼻毛を切っていたら。 朝、立派なキュウリが一本とれて、みんなで朝食に食べた。「これは売れる」と妻。産地直送、とれ…

日焼け止め

次女と歩いて登園する前に、日差しが強いので日焼け止めを塗ってあげる。日焼け止めが妙に気になるらしく、なぜ白色なのかとか、だれが考えたのか、質問攻めにある。 そこから太陽に興味がいって、なんで太陽って熱いの?とか、太陽と地球はどちらが大きいの…

有限の日々

夕食時はご飯を食べながらか、あるいは食べ終わってからiPadをさわったり、Vジャンプを読んだり、本を読んだりして、黙々と寛ぐ息子の姿が食卓にある。大きな窓がある壁を背にした東側の場所。定位置である。 毎日みる見慣れた光景だが、ふと、もしあと7年…

あきらめ

いとこのお兄ちゃんと話をしていて「ぼくは、あきらめてばっかりの人生だよ。」とぼくがいうと、いとこが「大人だ。諦めは、明らめ、明らかに見るということだよ。」と教えてくれた。あきらめて、沈黙し、ときに戻ることをいとわないことに、こっちに帰って…

親と子

「ねぇ、子会社って、どうやってできるん?」(息子) 布団に入って寝る前に。お金のために子をつくり、儲けのために売ることも、会社の場合はあるという話をしたら驚いていた。

悲しいとき

子どもたちへ。 以前、いやなことがあったとき、夕日を見ればいいといったね。 今日はその続き。悲しいことがあったときに思い出してほしい話。 悲しみは時間が経つと癒えてくる。時間ってときにすごい薬になるんだ。だからただ待つだけでもいい。その悲しみ…

パパ不在

昨日はぼくがバスケに行っている間、子どもたち3人とも号泣するような、悲しいことがおきた。ぼくのバスケが2ヶ月ぶりで張り切っていることを知っている息子が「パパに電話する?」といった妻を制して、「いま父ちゃんに連絡したら、悲しくてバスケ楽しめ…

花とタイヤ

実に2ヶ月ぶりに次女をぼくの自転車のサドルに乗せて登園。夏のように空が晴れ渡り、朝から日差しが強い。家を出る前にたくさん日焼け止めを塗ってあげる。首の後ろから背中にかけてこそばしいようで笑う。「手のひらって、日焼けする人、いるかな?」 道端…

料理

最近作ったメイン料理。 イカとタラコとトマトのパスタ、イノシシのチャーシュー、オムライス、サバの味噌煮、ひき肉の炒め丼、豚肉のチャーハン、タイの煮付け、キノコと鶏肉の和風パスタなど。玉ねぎのみじん切りばっかりしている。休校中、朝昼晩と作るこ…

プチ農業

5月の1番の我が家の変化は庭に小さなプランターを並べたりして、畑や園芸ができるようになったこと。朝は妻と娘たちが水やりをしてくれて、日々育っていく様子を観察している。 ぼくが帰宅すると長女がズッキーニの花が咲き、きゅうりの赤ちゃんができ、ミ…

シャンプー

ここ数日、とつぜん次女がお風呂で「シャンプーは自分でもうできるよ」と言い始めた。誰かにいわれたのかと聞いても首を振り、見よう見まねで「自分から」やりたいとおもったそうだ。 やらせてみるが、全体に泡が行き渡ったり、全部泡を流せなかったり苦戦し…