進級テスト

月末は娘たちのスイミングのテストである。妻とぼくで観覧にいく。長女は背泳ぎ、次女は背面で手をオールのように使って進む泳ぎ方。結果は長女合格して8級になり、次女は不合格で10級のまま。はじめてのテストのときは次女は悔しくてなきじゃくっていたが、今回涙はなかった。がんばることが大事で結果は大事じゃないことをさんざん言っていることもあるし、単純に「そんなものか」と慣れてきたこともあるだろう。帰り際はテストの日だけ容認する自動販売機のアイスを買ってやる。約束どおりである。友だちと一緒に食べる。

その後はファミレスに行く。長女の同級生ですでに1級の子がいること、1級になったらやめる・やめないなど。次女は続けたくて、長女はやめるそうだ。長女は習字もやりたい。次女の前の順番の子がいろいろ次女にちょっかいを出すけど謝らないという話もあった。気性のあらいイライラしている子もいるようだ。「世の中いろんな子がいるよ」と伝える。外でストレスがあったとしても、家に帰ってきて落ち着いて安らいでスッキリすればいいのである。家がそうなればよい。家はそんな存在であらねばならないし、子どもに「この家に生まれてよかった」と思えるように家をつくることが親としての努めである。

ひとつひとつ挑戦して、成功と失敗を繰り返しながら確実に階段をのぼるこのシステムは子どもを飽きさせず楽しみながらがんばらせる上で鉄板なのだろう。スイミングは最も楽しい習い事だそうだ。