ひょこりしいたけ

1年半前。長女の保育園の卒園式の記念品はしいたけの原木であった。なにもない切り株。「いつかひょっこり生えてきます」といわれながら半信半疑。中庭にほったらかしておいた。なんと本当にこの秋にひょっこり生えてきた。大きいのが2つ、小さいのが一つ。大きいのは直径15センチくらいある。学校帰りの長女に伝えて一緒にみにいくと驚きの声をあげながら喜んでいた。家族みんなにみせて収穫。さっそく妻がチーズを乗せて焼く。その間に娘二人とお風呂に入っていたが、あわざわざ風呂場まで「めちゃめちゃおいしい」と妻が伝えにくる。あわてて上がってみんなで食べる。大きいので大味かと期待していなかったがとんでもない、香りが抜群でいままで食べたしいたけの中で間違いなく一番美味しい。普段スーパーで買うしいたけはもいでから時間が数日たっているのだろう、鮮度がぜんぜんちがう。ずっと香りといい後味がその後息子のサッカーを見に行っている間も残っていた。やはり旬なもの、新鮮なものがしいたけも一番美味しいのだ。つまりは農家さんが一番美味しいものを食べている。この感動を保育園の先生に伝えようと思ったが、今朝いうの忘れた。