虫の気持ち

お風呂で。湯船に浮かぶ1ミリに満たない黒い虫をみつけた次女。

「ねえ、この虫には、このお風呂ふっかいんかな。熱くて、大きくて。」

「そうだね。虫にとっては、海なんじゃない」

長女は可愛がっているメダカにエサをあげている。妻から「昨日もあげたでしょ」と止められている。

「だって、かわいそうだもん」

「いいの。毎日あげなくても」

納得いかないようである。

「ご飯たべたら、すぐウンチする」と妻。

「メルみたい」と長女。

お腹が小さいもんねと納得しあっている。