キングダム

息子が『キングダム』を最新巻を友だちの家から借りてきた。家に帰ると読み終わっていて「すごいことになった。言わんけど」と大興奮していた。「父ちゃんも読め」と勧めてくるが、数ヶ月前の前の巻の内容を覚えていない。

この最新巻の内容には触れずに、うまく接続するように前の巻までのあらすじを解説してくれる。的確な説明で思い出してくる。ぼくが横で読むのを「いまどのへん?」と聞いてくる。「あーそこね〜」という相槌が返ってくる。「まじびびった」とか、一緒に思いを共有したいのだろう。ぼくが「面白かった」というと満足気であった。そしてまた読み始めていた。